2019.09.21
8月4日(現地時間3日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはドレイモンド・グリーンとの延長契約に合意したと『ESPN』が報じた。
グリーンの代理人を務める『Klutch Sports』のリッチ・ポールが同メディアへ伝えたことで明らかとなったのだが、グリーンはウォリアーズと4年1億ドル(約106億円)というマックス契約を締結。
今季終了後に制限なしフリーエージェント(FA)になることが予想されたグリーンだが、最高額で延長契約を結んだことで、2023-24シーズンまでの5シーズンで約1億1,850万ドル(約125億6,100万円)という超高額年俸を手にすることに。
今回の契約延長により、ウォリアーズはステフィン・カリー(21-22シーズンまで)、クレイ・トンプソン(23-24シーズンまで)、グリーンを少なくとも今後3シーズン契約下に入れることに成功。
さらに、ケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ)とのサイン&トレードで獲得したディアンジェロ・ラッセルとの契約は22-23シーズンまで残っていることから、主軸となる4選手の契約を3シーズン保持することとなった。
2012年のドラフト2巡目全体35位でNBA入りしたグリーンは、キャリア7シーズンで優勝3度をはじめ、オールディフェンシブチーム選出5度、オールNBAチーム選出2度、オールスター選出3度を誇り、16-17シーズンには最優秀ディフェンシブプレーヤー賞(DPOY)に輝くなど、リーグきっての万能型ディフェンダーとしての地位を確立した。
キャリア平均28.1分9.1得点6.9リバウンド4.9アシスト1.4スティール1.1ブロックを記録するグリーンは、ここ5シーズン連続で平均スティールと平均ブロックを1.0本以上残している。
個人成績で見てみると、2015-16シーズン(平均34.7分14.0得点9.5リバウンド7.4アシスト1.5スティール1.4ブロック)を頂点に下降しているものの、昨季のプレーオフでは平均38.7分13.3得点10.1リバウンド8.5アシスト1.5スティール1.5ブロックという好数字をたたき出し、5年連続のファイナル進出を大きく後押し。
今季を迎えるにあたり、ウォリアーズは昨季のファイナルでトンプソンが左膝前十字じん帯を断裂しており、途中までプレーできないことが濃厚。そのため、今季グリーンはカリー、ラッセルと共に得点源の1人としても活躍することが期待されている。
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