2019.11.15

ウォリアーズのグリーンがチームの課題に触れる「ディフェンシブチームになるには時間がかかる」

厳しいシーズンを送る中、グリーンのリーダーシップはチームに欠かせない[写真]=Getty Images
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チームリーダーとして練習に励むグリーン

 11月15日(現地時間14日)の時点で、2勝10敗を記録しているゴールデンステイト・ウォリアーズディアンジェロ・ラッセルやオマリ・スペルマン、ジョーダン・プールなど、新加入した若手たちは活躍を見せており、新アリーナのチェイス・センターでも歓声が上がっている。

 しかしステフィン・カリーが左手の骨折により3カ月の長期離脱が決定した中、残されたメンバーたちのステップアップやチームのシステムの向上など、多くの課題があることは確かだろう。『NBC Sports Bay Area』のモンテ・プール記者によれば、現在のウォリアーズについてドレイモンド・グリーンは、「僕らはいくつかのことはすでに改善したよ。けれど長い道を歩んでいかないといけない。長い道だ」とコメントした。

 また14日(同13日)の早朝にディフェンスのドリルに取り組んだというウォリアーズ。グリーンは「(ディフェンスを)教える必要がある。NBAにおいて、十分な練習だなんて存在しない。だからこそ成長のためには、教えなきゃならない。やってみせるさ」と、チームリーダーとしての立場を示した。

 グリーンはこれまでオールNBAディフェンシブ・ファーストチームに3回選出され、2017年には最優秀守備選手賞を受賞しており、リーグにおける非常に優れたディフェンシブプレーヤーだ。きっと自身が培ってきた守備に関する知識や経験を、若いチームとなったウォリアーズに伝えていくだろう。

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