2019.12.09

情熱的にレイカーズをけん引するデイビス「僕らは相手の挑戦を受け入れる」

オフェンスとディフェンスで存在感を放つデイビス[写真]=Getty Images
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非常に競争的なデイビス

 今季は開幕から好スタートを維持しているロサンゼルス・レイカーズだが、チームのスーパースターであるレブロン・ジェームズに続いて、アンソニー・デイビスの存在感にも目が離せない。

 ここまで22試合に出場しているデイビスは平均26.6得点9.1リバウンド3.1アシスト1.4スティール2.7ブロックをマーク。オフェンスでは派手なプットバックダンクやアリウープダンク、巧みなフットワークを披露し、ディフェンスではブロックショットなどペイント内を制圧している。

 レイカーズにとって欠かせない存在であるデイビスは、今季は試合に出場できるなら戦うと明言しており、事実右肩の痛みに時々苦しむことがありながらも、今季は1試合欠場したのみだ。試合ではハイライトに残るであろうダンクやブロックを決めると、よく咆哮を上げるなど情熱的な姿勢を見せている。『The Athletic』のビル・オラム記者によれば、12月9日(現地時間8日)の時点でレイカーズが21勝3敗とリーグベストの戦績である中、他球団との競争について以下のように言及した。

「リーグでナンバーワンのチームの対戦となれば、他球団はみんな本来のシュートよりも、さらに確率の高いシュートを決めようと方法を模索してくる。いいプレーをするため、得点を抑えるため、よりハードに戦うために活路を見出そうとしてくる。そして僕らはそれらの挑戦を受ける。面白くなって当然さ」

 2012-13シーズンから6年間プレーオフに進出できていないレイカーズだが、今季はようやくポストシーズンのチャンスが見えてきた。チーム内で目覚ましい活躍を続けるデイビスが今後どんなハイライトをさらに残してくれるのか、引き続き注目だ。

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