2020.02.13
2月10日(現地時間9日)、キャピタル・ワン・アリーナでワシントン・ウィザーズとメンフィス・グリズリーズが対戦した。ウィザーズの八村塁は、ケガから復帰後3試合連続となるスタメン出場。一方、グリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ渡邊雄太はベンチスタートとなった。
試合開始1分3秒、ジャンプショットで初得点を決めた八村は、第1クォーターでフリースローと3ポイントもマーク。しかし、開始約4分間で2つのファウルを犯しベンチへ下がった。
試合はホームのウィザーズリードで進む中、同クォーター残り2分53秒に渡邊がコートイン。渡邊は約8分間続けてプレーしたが、その間、ウィザーズはセカンドユニット中心だったため八村は出場せず。
第2クォーター残り6分31秒に渡邊がベンチへ下がると、ウィザーズは八村、ブラッドリー・ビール、イシュ・スミスをコートへ戻す。八村は同4分29秒にレイアップ、同5秒にはダンクシュートを決めて前半で10得点4リバウンドを記録した。
55-47でスタートした第3クォーター序盤にもダンクを叩き込んだ八村。このクォーターは5本のリバウンドをもぎ取ってチームに貢献し、ウィザーズの5点リードで最終クォーターへ。
第4クォーター開始1分2秒、グリズリーズは渡邊をコートへ送り出したが、ここでも八村がベンチにいる状況。渡邊は主にディフェンス面でチームを支え、同2分6秒にジャ・モラントと交代した。
試合はホームのウィザーズが追いかけるグリズリーズから逃げていたが、試合終了残り5分33秒にカイル・アンダーソンの得点で93-93。同点に追いついたグリズリーズはモラントのジャンプショット、ブランドン・クラークの3ポイントも決まって終盤で7点リードを作った。同44秒にはモラントがショットクロックギリギリで3ポイントを沈めて勝利を大きく手繰り寄せ、最終スコア99-106で試合終了。
逆転負けを喫したウィザーズは、八村が約25分間の出場で12得点11リバウンドをマークした。一方のグリズリーズは、モラントが27得点10リバウンド10アシストの“トリプルダブル”を挙げたほか、渡邊が10分8秒のプレータイムで1リバウンドを記録。この試合では八村と渡邊が同時に立つことはなかった。
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