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現在、ワシントン・ウィザーズの指揮官として4シーズン目のスコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)は、これまでオクラホマシティ・サンダーで約7シーズン、HCを務めてきた。
また、現役時代はポイントガードとして1980年代後半から90年代後半まで10シーズンプレー。通算680試合(うち先発は7試合)に出場して平均13.6分4.9得点2.4アシストをマーク。
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ在籍時にはチャールズ・バークリー(元フェニックス・サンズほか)、ヒューストン・ロケッツ在籍時にはアキーム・オラジュワン(元ロケッツほか)といった殿堂入り選手たちとチームメートになり、94年にはロケッツで優勝メンバーの一員となった。
そのブルックスHCが7月16日(現地時間15日、日付は以下同)に公開された『The Crossover NBA Show with Chris Mannix』に出演し、自身の現役時代について振り返っていた。
選手やチームにもよるだろうが、ブルックスは90年代、試合後の食事として塩味のプレッツェルが渡されていたと明かし、「もうあの頃には戻りたくはないね」とコメント。
飲み物としてはプロテインの含有量が少ないシェイクやゲータレード(スポーツドリンク)があったが、ビールが人気だったという。
「あの頃の私たちは、(試合後に)シャワーを浴びる前にビールを2本飲まなきゃならなかったんだ。それが次の試合に向けた準備をするうえでリハビリ、回復方法の1つになっていた。ビールを飲んで、試合で失ったミネラルを補給していたのさ」。
90年代に限らず、2000年代に入ってもカロン・バトラー(元ウィザーズほか)が「ハーフタイムにマウンテンデューを飲んでた」と話したことがあったように、炭酸飲料やスポーツドリンクを好んで飲んでいた選手たちもいた。それは『ザ・ラストダンス』でも練習終わりにスコッティ・ピペン(元シカゴ・ブルズほか)がコカ・コーラを飲んでいた映像からも見て取れる。
「ロッカールームにはいろんなソフトドリンクが飲める自動販売機があったんだ。でも(試合後は)本当にミラー・ライト(アメリカのビール醸造会社「MillerCoors(ミラークアーズ)」のブランド)ばっかりだったね」とブルックスHC。
今では試合中もスポーツドリンクではなくミネラルウォーターを飲む選手もおり、練習中でも合間にウォーターブレイクとして水を飲む習慣がある。マルク・ガソル(トロント・ラプターズ)もかつて「減量するためにソーダを飲むことをやめて、水を飲むようにした」と話したことがあるように、ここ20、30年間で選手たちがバスケットボールをプレーする中で摂取する飲み物は大きく変わったと言っていい。
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