2020.12.28

ステフィン・カリーが史上最速で歴代3ポイント成功数通算2,500本に到達…ウォリアーズは接戦に勝利

ブルズとの接戦を制し、勝利に貢献したカリー(中央)[写真]=Getty Images
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ウォリアーズが接戦を制した中、カリーは偉大な記録に到達

 12月28日(現地時間27日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズシカゴ・ブルズと対戦し、129ー128と勝利。試合終盤にケボン・ルーニーが味方の外れたショットをフォローし、ダミオン・リーがウィニングショットとなる3ポイントを試合時間残り2.3秒に沈めて接戦を制した。アンドリュー・ウィギンスが19得点9リバウンド、エリック・パスカルが15得点、リーが12得点、ジョーダン・プールが10得点と主力選手が活躍。ウォリアーズは開幕からの3連敗を回避した。

 この試合で歴史的な記録に到達したのが、エースであるステフィン・カリー。試合終盤に3ポイントシュートを決めるなど、合計5本の3ポイントを含む36得点6アシストと躍動した同選手は、第1クォーター残り1分にルーニーのスクリーンからドリブルで左へ流れると、そのままプルアップから3ポイントをヒット。このショットにより、カリーは歴代3ポイント成功数が2,500本に到達した。このランキングの上位にはレイ・アレン(元マイアミ・ヒートほか/2,973本)と、レジー・ミラー(元インディアナ・ペイサーズ/2,560本)が名を連ねており、歴史的に偉大なシューターの背中を追う形で、史上3人目の快挙を達成した。

 カリーはこの記録を702試合で成し遂げたが、これはアレンの1,021試合とミラーの1,228試合を上回って史上最速となった。この偉業にミラーは自身のツイッターで反応し、「ファミリーへようこそ。レイと僕はずっと君のことを待っていたんだ」と祝福の言葉を送っている。

 現役選手において、もっとも優れたシューターの1人と言われるカリー。このまま健康体で現役を継続できれば、歴代1位へとたどり着く日も決して遠くないだろう。今後も彼の活躍から目が離せない。

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