2021.03.17

プレーオフ進出を目指すニックス、ミッチェル・ロビンソンが戦列復帰に向けて前進

ニックスで先発センターを務めるロビンソン[写真]=Getty Images
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 今季8シーズンぶりのプレーオフ進出を目指すニューヨーク・ニックスは、トム・シボドーHC(ヘッドコーチ)、オールスターに初選出されたジュリアス・ランドルを中心に、ここまで大健闘していると言っていい。

 オフシーズンに大型補強こそなかったものの、ニックスは3月17日(現地時間16日、日付は以下同)終了時点でイースタン・カンファレンス8位の20勝21敗。イーストは団子レースとなっているため、1試合の勝敗でシード順が入れ替わる状況が続く中、勝率5割前後をキープしている。

 だが現在はエルフリッド・ペイトン(ハムストリング)、デリック・ローズ(安全衛生プロトコル)が離脱しているほか、先発センターのミッチェル・ロビンソンは右手の第4中手骨を骨折したため戦線離脱を余儀なくされている。

 2月中旬に同箇所を負傷したロビンソンについて、『ESPN』が4~6週間の離脱になるだろうと報じていたのだが、17日になってシボドーHCがロビンソンは練習できるまでに前進したと語り、次のステップはコンタクトありの練習ができるかどうかだと『SNY』が報道。

 ミッチェルの離脱期間に、ニックスはナーレンズ・ノエルを先発センターとして起用しており、チームは8勝6敗と勝ち越している。だがシーズン後半戦、そしてプレーオフ出場争いで生き残るためにはフルメンバーで戦いたいだけに、ロビンソンがどのタイミングで復帰できるかはポイントの1つとなりそうだ。

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