2021.06.16
NBAでは現在レギュラーシーズンが終了し、プレーオフに突入している。勝ち残った各カンファレンスの上位8チームがトーナメント形式で激突していき、勝ち上がっていけば優勝決定戦となるNBAファイナルへと到達できる。今季は昨季の王者であるロサンゼルス・レイカーズと、ファイナルでその対戦相手だったマイアミ・ヒートがファーストラウンドで敗退となり、波乱の幕開けとなった。
それでもブルックリン・ネッツやミルウォーキー・バックス、ユタ・ジャズなどの優勝候補は順調にトーナメントの駒を進めており、今シーズンも白熱したファイナルが期待されるだろう。だが『SportsCenter』は、今季NBAファイナルに関するとある興味深い情報を報じた。
それは2010-11シーズンから2019-20シーズンまでの10年間、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)もしくはステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)のどちらか一方、もしくは両者が必ずファイナルに到達していたが、2020-21シーズンではレブロンもカリーもいないファイナルになるという。今季ファーストラウンド敗退となったレブロンは、2011年から2018年のファイナルに、それぞれ4年間在籍したマイアミ・ヒートとクリーブランド・キャバリアーズ時代に到達し、2020年にはレイカーズでファイナルに進出した。
またレイカーズとメンフィス・グリズリーズとのプレーイン・トーナメントに敗退したカリーも、2015年から2019年までの5年間にファイナル進出を果たし、2018年までの4年間はキャブス時代のレブロンと死闘を繰り広げていた。かつて10年間時代を支配してきたレブロンとカリーだが、ここにきて1つ新たな時代が到来しつつあるのかもしれない。
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