2021.09.24

ブルズをけん引するラヴィーン「今季は僕だけでなく、皆にとって重要なものになる」

契約最終年を迎えるラヴィーン[写真]=Getty Images
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 シカゴ・ブルズのエースとして、ザック・ラヴィーンは昨季平均27.4得点5.0リバウンド4.9アシストという好成績を残してオールスターに初選出。今夏はアメリカ代表として東京オリンピックにも出場し、金メダルを手にした。

 今季終了後(2022年夏)に制限なしフリーエージェント(FA)となる26歳のシューティングガードは、ブルズ側と契約延長について話し合いをしていると現地メディアが報じているのだが、9月23日(現地時間22日、日付は以下同)の時点で合意には達していない。

 24日に『ESPN』のインタビューに応じたラヴィーンは「結局のところ、これはビジネスだから」と語り、今季が非常に重要なものになると口にしていた。

「彼ら(チーム側)はこのチームのためにベストを尽くしてくれた。僕はコートに出て、チームのためにベストなことをしていく。今シーズンは僕だけでなく、(このチームの)皆にとってきわめて重要なものになる。勝利することが全てになってくる」。

 5シーズンぶりのプレーオフ出場を狙うブルズは今夏、サイン&トレードでデマー・デローザンロンゾ・ボールデリック・ジョーンズJr.を獲得し、フリーエージェントではアレックス・カルーソとトニー・ブラッドリーを獲得。

 ラヴィーン、そして昨季途中加入したニコラ・ブーチェビッチというオールスターデュオの周囲に即戦力を複数加えることに成功しており、コービー・ホワイトパトリック・ウィリアムズという若手もおり、必勝態勢で今季に臨む。

 なかでもキャリア8シーズン目を迎えるラヴィーンにとっては、自身初のプレーオフ出場を達成できるチャンスだけに、是非とも勝ち取ってほしいところだ。

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