2021.10.27

クリッパーズ戦で30点差の大敗に、ブレイザーズ指揮官は「恥ずかしかった」と悔やむ

今季からブレイザーズの指揮官となったビラップス[写真]=Getty Images
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 昨季まで8年連続でプレーオフへ進出しているポートランド・トレイルブレイザーズは、10月21日(現地時間20日、日付は以下同)のサクラメント・キングス戦を3点差で落とすも、24日のフェニックス・サンズ戦に134-105で快勝して今季初勝利を収めた。

 ところが、26日のロサンゼルス・クリッパーズ戦ではデイミアン・リラードがフィールドゴール成功率わずか26.7パーセント(4/15)の計12得点に終わり、86-116の大敗を喫してしまう。

 クリッパーズはポール・ジョージの8本を筆頭に、テレンス・マンが4本、ジャスティス・ウィンズロウが3本と、チーム全体で21スティールをマークし、ブレイザーズは30ターンオーバー。

 この試合で20得点を記録したCJ・マッカラムはあまりにもミスが多かったこともあり、これでは「中学校のチーム」でさえも倒せないと語り、「相手は僕らをやっつけた。大敗だ」とこぼしていた。

 今季から指揮官へ就任したチャウンシー・ビラップスHC(ヘッドコーチ)も「恥ずかしかった。我々はバスケットボールの試合に勝ちたいとは思えないほど競い合えなかった。そのことにがっかりしている」と悔しさを露わにしていた。

 とはいえ、レギュラーシーズンはまだ始まったばかり。ブレイザーズは28日にメンフィス・グリズリーズ戦、そして30日にホームでクリッパーズ戦が組まれているため、アウェーの大敗をリベンジするチャンスがある。

 ビラップスHCにとっても、クリッパーズは昨季アシスタントコーチを務めていたチームであり、相手の主力選手のことは頭に入っているはず。はたして、ブレイザーズはこの大敗から挽回できるのか。次の2試合に注目していきたい。

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