2021.12.15
ファッション誌の権威『GQ』がその年の顔となった男性を表彰する“MEN OF THE YEAR”において、年間最優秀アスリートに輝いたヤニス・アデトクンボ。同誌は、ギリシャ郊外の自宅でオフの休暇を過ごしていたミルウォーキー・バックスのエースとコンタクトを取り、オンコートとオフコートの二冠を讃え、同時にインタビューを実施している。
インタビューでは念願のタイトル獲得となったNBAファイナル2021の振り返りや次男マーベリックの誕生など、アデトクンボが自身にまつわるさまざまなエピソードに言及。とりわけ、未来へのモチベーションを語るパートは興味深いものとなった。
優勝を決めた2020-21シーズンの開幕前、“バックスでは優勝できない”というレッテルから、アデトクンボは去就が大きく取り沙汰にされていた。それでもチームに残った理由について、バックスのエースは以下のように語っている。
「みんなが僕に『チームを去れ』とテキストを送ってきました。僕だって人間です。偉大なプレーヤーとプレーしたいと思いますよ。KD(ケビン・デュラント)やレブロン(・ジェームズ)、ステフ(ステフィン・カリー)が敵ではなく、味方だったらってね」
「プレッシャーがあってもここに残ることを選んだのは、去る方が簡単だからです。映画に出ることだって簡単なことですよ。僕はそれを望んでいません。人生はつらくて当たり前。僕は1人の男になりたいんです」
「ひとつのチャレンジは、ここにチャンピオンシップをもたらすことで、僕らはそれを実現しました。とても大変でしたが、やり遂げることができたのです。本当に、とてつもなく険しい道のりでした」
「僕はチャレンジが大好きです。次のチャレンジは何になるでしょう? そのチャレンジは、ここ(バックス)ではないかもしれません。僕と僕の家族は、僕らが愛し、僕らにも愛情を示してくれるこの街に留まることを選びました。ですが、2年後には変わるかもしれません。僕はいつも正直でいるように心がけています。この街、そしてこの街のコミュニティが大好きです。できるだけの恩返しをしたいと思っています」
この発言は、アデトクンボがバックス退団を示唆しているのだろうか。代理人のサラトシスは、そうではないことを強調している。
「バックスを離れたいとか、そういうことではないと思います。ただ、彼は純粋に『よし、俺は頂点に立った。次の課題はそれを繰り返すことだ』と考えているのではないでしょうか。でも、再びその目標を達成したとしたら、次の課題や壁はどうなるのでしょう? バスケットボールの観点からすると、彼は26歳ですべてを達成したことになります。だから、彼には次の課題を生み出す必要があるのです」
これまで1試合平均28.0得点、11.2リバウンド、5.8アシストと、今シーズンも躍動を続けるアデトクンボ。果たしてこの先、同選手はどのようなキャリアを描いていくのだろうか。ひとつわかることは、フランチャイズプレーヤーになったとしても、退団を選んだとしても、そこには常に「挑戦」の2文字があるということだ。
文=Meiji
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