2021.11.30

ネッツのローテーション外となったグリフィン「自分が決めたことじゃない。でも…」

ここ2試合連続でローテーションから外れているグリフィン[写真]=Getty Images
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 ブルックリン・ネッツ在籍2シーズン目の今季、ブレイク・グリフィンは開幕から先発センターを務めてきた。

 だが平均5.5得点4.9リバウンド2.0アシストはキャリアワーストクラス。フィールドゴール成功率31.8パーセント、3ポイント成功率16.1パーセントも自己最少級と、上々のパフォーマンスを見せていたとは言えなかった。

 するとネッツはここ2試合連続でラマーカス・オルドリッジを先発起用。グリフィンを先発どころかローテーションからも外す決断を下し、ベンチから眺めることに。

 11月30日(現地時間29日、日付は以下同)に『ESPN』へ掲載された記事の中で、グリフィンは「いいかい。(オルドリッジが)すばらしいプレーをしている。だから彼がスターターになった」と口にし、さらにこう続けている。

「完全に(ローテーションから)外れることになったけど、こんなことになるなんて思ってもみなかった。でも自分が決めたことじゃない。選手としての自分たちの仕事というのは、コーチたちがベストだと判断したことをこなすということ。この時点ではそういうこと」。

 ネッツは今季20試合を終えて7パターンの先発陣をコートへ送り込んでおり、今季新たに加わった選手たちとのケミストリーも構築している段階のため、スティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)はあくまでチームにとってベストな決断を下したということ。

「簡単なことじゃない。タフなこと」と指揮官も話しており、「ここまでくると、我々は他の選手たちにチャンスを与えなければならないんだ。でもブレイクはすばらしい姿勢を見せてくれている。彼がポジティブでいてくれることには本当に感心している」と、グリフィンの対応についても話している。

 現時点で、ローテーションから外れたグリフィンがネッツと決別するということはさすがにないはず。レギュラーシーズン序盤戦で、ネッツはチームにとってベストな布陣を模索しているなかで、ショットが不振のグリフィンを外して他の選手たちを試しているということなのだろう。

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