2022.02.14

ブルズのオールスターガード、ザック・ラビーンが左膝を精査すべく専門家と面会へ

今季平均24.6得点を記録しているラビーン[写真]=Getty Images
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 シカゴ・ブルズは2月13日(現地時間12日、日付は以下同)に行なわれたオクラホマシティ・サンダー戦に106-101で勝利して3連勝を飾った。

 この試合でオールスターのデマー・デローザンがゲームハイの38得点に6リバウンド5アシストをマークし、5試合連続で35得点以上をたたき出しており、ブルズの選手としては1996年のマイケル・ジョーダン(元ブルズほか)以来の快挙となっている。

 5シーズンぶりのプレーオフ進出を目指すブルズは、イースタン・カンファレンス2位の36勝21敗と好位置にいるのだが、もう1人のオールスター、ザック・ラビーンはサンダー戦を欠場。ラビーンは2年連続でオールスターのリザーブに選ばれ、先日行われたドラフトでケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)がキャプテンを務める「TEAMデュラント」に入った。

 だが左膝に不安が残っており、今週にもロサンゼルスへ向かって膝の専門家と会い、同箇所の精査をすることになると『ESPN』が14日に報じている。

 26歳のラビーンは、今年1月中旬に左膝を痛めて10日間チームから離れて5試合を欠場。1月25日から戦列復帰を飾るも、2月に入って計3試合の欠場となった。

 キャリア8シーズン目のガードは、ここまで平均24.6得点4.9リバウンド4.5アシストに3ポイント成功率39.9パーセント(平均2.9本成功)を残しているのだが、この男が欠場した10試合でチームは5勝5敗。

 デローザンという頼れるベテランスコアラーがいるものの、ブルズは現在ロンゾ・ボールアレックス・カルーソパトリック・ウィリアムズも戦線離脱しているため、ラビーンも離脱となると苦しくなることが容易に想像できる。

 ただ、ここで無理をして強行出場して左膝の深刻なケガを引き起こすわけにはいかないだけに、近日中に発表されるであろう進捗状況を待ちたいところだ。

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