2022.03.04

すでにシクサーズへの愛着を見せているハーデン「まるでホームのように感じるよ」

ハーデン(左)は早くも新天地を気に入ったか?(写真は2月28日のニックス戦)[写真]=Getty Images
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 2月中旬のトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズに移籍したジェームズ・ハーデン。新たなジャージに袖を通してから3試合を終えたが、うち1試合ではトリプルダブルを達成し、ほかの2試合でもそれに劣らない活躍を見せている。

 3月3日(現地時間2日)にニューヨーク・ニックスを123-108で下した試合の後、ハーデンは「かなりエキサイティングだ」とコメント。自身のパフォーマンスに手ごたえを感じるとともに、シクサーズでのプレーに喜びを感じていると話した。『ESPN』が伝えている。

「愛。ファン。それらはまるでホームのように感じるよ。周りを見渡すと、『ジェームズ、君を愛しているよ』という声が聞こえるんだ。僕はただ、勝利するために必要なことは何でもしたかった」

 3日のニックス戦では26得点9リバウンド9アシストと素晴らしいパフォーマンスを披露したハーデン。新たな相棒となったジョエル・エンビードも27得点12リバウンドをたたき出し、時には華麗な連携も見せるなど、相性の良さをうかがわせている。

 4日現在、38勝23敗でイースタン・カンファレンス2位と、シクサーズは理想的なシーズンを送っている。エンビードのほかにもトバイアス・ハリスタイリース・マクシーなどさまざまなタレントを抱えているが、ハーデンはさらに良いチームを構築できると話した。

「僕たちは新しいチームで、まだお互いのことを学んでいる段階だ。勝とうが負けようが、より良くなる方法を見つけ出す必要がある。もちろん勝った方がいいけど、僕らにとっては良いテストになるだろうし、本当に楽しみだね」

 ハーデンが移籍してからいまだに負けなしのシクサーズ。現時点でもリーグ屈指の戦力を誇っているが、シーズンが終了する頃の驚異は計り知れない。

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