2022.03.10

カリーが通算スティール数で球団史上1位に浮上…史上4人目のエリートクラブ入り

ウォリアーズのスティール王となったカリー[写真]=Getty Images
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 3月9日(現地時間8日、日付は以下同)のロサンゼルス・クリッパーズ戦で、ゴールデンステイト・ウォリアーズは112-97で勝利を収めて連敗を5でストップした。

 この試合ではベンチスタートのジョナサン・クミンガがチームトップの21得点に6リバウンド6アシスト、ジョーダン・プールが20得点4アシストと躍動。

 さらに先発陣のクレイ・トンプソンが20得点5リバウンド2ブロック、ステフィン・カリーが15得点5リバウンド5アシスト、アンドリュー・ウィギンズが14得点11リバウンド3ブロックの活躍を見せた。

 44勝22敗のウォリアーズは、メンフィス・グリズリーズ(45勝22敗)に抜かれてウェスタン・カンファレンス3位ではあるものの、2位とは0.5ゲーム差の好位置におり、3シーズンぶりのプレーオフ返り咲きも間近に迫っている。

 そんななか、この試合でカリーは3スティールをマークし、通算1363本に到達。クリス・マリン(元ウォリアーズほか/1360本)を抜き、ウォリアーズのフランチャイズ史上最多記録保持者となった。

 今季でウォリアーズ一筋13シーズン目のカリーは、出場試合数(822)、得点(1万9972)、アシスト(5369本)、3ポイント成功数(3102本)で球団記録を保持している。

 この4部門でフランチャイズ史上最多記録を保持する選手はNBA史上4人のみ。クリーブランド・キャバリアーズにおけるレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)、メンフィス・グリズリーズにおけるマイク・コンリー(現ユタ・ジャズ)、インディアナ・ペイサーズのレジー・ミラー(元ペイサーズ)とカリーしかおらず、一握りのエリートクラブへ仲間入りしたと言っていい。

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