2022.03.11

キャリア通算2万得点を達成したカリー「それはとってもクレイジーなことさ」

レギュラーシーズン通算2万得点を達成したカリー[写真]=Getty Images
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 3月11日(現地時間10日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズは敵地でデンバー・ナゲッツと対戦した。

 前半を51-60で折り返したウォリアーズだったが、第3クォーターで37-24と圧倒的な爆発力で逆転に成功。その後は第4クォーター終盤まで接戦が続いたが、残り1分からジョーダン・プールが2連続で3ポイントシュートをヒットし、113-102でウォリアーズが白星をつかんだ。

 この試合、ウォリアーズはエースのステフィン・カリーが3ポイントシュート5本を含む34得点9リバウンド3アシストの活躍。この記録を持って、レギュラーシーズンでのキャリア通算得点が2万点を超えた。

 試合後、会見に出席したカリーは記録達成について「ある賢者が言った」と、独特な言い回しでコメントした。

「『起きている小さな瞬間すべてを祝いなさい』。あなたは、このレベルで49人しか成し遂げていないことを達成したのだ。それはとってもクレイジーなことさ。それを楽しみたいね」

 2万点達成者のリストに49人目として加入したカリー。1試合平均24.3得点というスタッツは歴代1位のカリーム・アブドゥル・ジャバー(同24.6得点、通算3万8387得点)に匹敵しており、3ポイントシュートでは49名で唯一の3000本成功を達成している。

 現在33歳のカリーは、老いを感じさせないフットワークで今シーズンもウォリアーズをけん引している。豊富な運動量と圧倒的なシュート力を武器にリーグを席巻してきた彼ならば、まだまだランキングを駆け上がることができそうだ。

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