2022.03.12

ビスマック・ビオンボがコンゴ民主共和国で病院を建設するために今季年俸全額を寄付

今季サンズでプレーしているビオンボ[写真]=Getty Images
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 3月12日(現地時間11日、日付は以下同)。フェニックス・サンズのビスマック・ビオンボが「Bismack Biyombo Foundation」の中で今季のサラリー全額を寄付することを発表。

 ビオンボは、今季年俸約152万ドル(約1億7784万円)をホームのコンゴ民主共和国で病院を建設するために寄付することとなった。

 昨年8月。ビオンボは父を亡くしており、昨季までシャーロット・ボブキャッツ(現ホーネッツ)やホーネッツ、トロント・ラプターズ、オーランド・マジック、ホーネッツでプレーしてきたものの、今季は開幕後もプレーしていなかった。

「父が他界してから、ゲームへの愛は少しなくなっていったんだ。それは彼こそが僕の全てだったから。彼は友人で、ビジネスパートナーで、メンター(助言者)であり全てだった」。

 ビデオの中でそう語っていたビオンボは、今年に入ってサンズと10日間契約を経て今季終了までの契約を締結。今季の背番号18は、1960年6月18日生まれの父に敬意を表するもので、「今シーズンは父に捧げたかった」とも話している。

 ビオンボは11日を終えた時点で今季22試合(うち先発は3試合)に出場して、平均15.6分6.8得点5.4リバウンドにフィールドゴール成功率61.6パーセントを残している。

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