2022.03.24

ウォリアーズに敗れ2連敗のヒート…試合中にはバトラーとスポールストラHCが衝突

激しく言葉を交わしたバトラー(右端)とスポールストラ(左端)[写真]=Getty Images
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 3月24日(現地時間23日)、マイアミ・ヒートはホームでゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦。直近のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦を106-113で落としていたヒートは、104-118でウォリアーズに敗れ惜しくも2連敗となった。

 試合中には、ジミー・バトラーエリック・スポールストラヘッドコーチ、ヒート一筋19シーズン目のユドニス・ハスレムと口論する場面が見られた。周りにいたチームメートやスタッフたちが間に入るものの、互いの意見を激しくぶつけ合っている。

 この試合、第3クォーター終了時は80-81でヒートが1点を追いかける展開だったが、第4クォーターでウォリアーズの猛攻を受け気付けば2ケタのビハインドに。バトラーも20得点5リバウンドと奮起したが、追いつくことは叶わなかった。

 試合後の会見で、スポールストラHCはバトラーとの衝突について「かなりはっきりしているよ」と、その理由を話している。

「我々は(試合中に口論が起きるほど)非常に競争力のある厄介なグループで、(今日の試合は)やられっぱなしだった。ここ2試合、我々は望んでいるレベルでプレーできていない。ハドルを組んでいた全員が、どんなプレーをしてしまったかという失望について躍起になっていたと言える」

 47勝26敗でイースタン・カンファレンス首位を走るヒートは、2位から4位までの3チームが1.5ゲーム差とライバルに迫られている。口論で中心となったバトラーは物怖じしない性格だが、チームと意見をすり合わせ、良い方向にメンバーを導けるだろうか。

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