2022.03.29

イースト首位争いが大混戦…ヒート、シクサーズ、バックス、セルティックスが1ゲーム差

日本時間29日に勝利を飾ったヒートが首位に返り咲いた[写真]=Getty Images
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 3月29日(現地時間28日、日付は以下同)。マイアミ・ヒートがサクラメント・キングスを123-100で下し、ボストン・セルティックスは延長の末にトロント・ラプターズに112-115で敗れた。

 この日の結果により、イースタン・カンファレンス首位がまたもや変動。ヒートが48勝28敗で1位となり、28日終了時点で首位に立ったセルティックスは47勝29敗で4位に転落。そしてフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(46勝28敗)、ミルウォーキー・バックス(46勝28敗)が2、3位に入り、ヒートを3チームがわずか1.0ゲーム差で追いかける展開に。

 ヒートはこの日ジミー・バトラーが27得点5リバウンド7アシスト、バム・アデバヨが22得点15リバウンド2スティール、タイラー・ヒーローが20得点5リバウンド6アシスト、ダンカン・ロビンソンが15得点と続き、連敗を4でストップ。

「また勝利を重ねる側に戻れて最高さ」(ヒーロー)、「俺たちは本来の姿に戻ったのさ」(バトラー)と選手たちが話したように、ヒートは再び首位へ返り咲き。今季110得点以上を奪った試合で36勝5敗と、高得点ゲームで白星を手にした。

 一方のセルティックスは先発センターのロバート・ウィリアムズ三世が左ひざの半月板断裂によって戦線離脱したことに加え、ラプターズ戦ではジェイソン・テイタム(ひざ)、ジェイレン・ブラウン(ひざ)、アル・ホーフォード(個人的事情)と、主力4選手が欠場するなかで善戦。

 28得点10リバウンド4アシストと活躍したマーカス・スマートは「タフなゲームだった。でも、俺たちが自分たちの仕事をやり遂げて(勝利する)チャンスがあったことを誇りに思うね」と、チーム力の高さに自信を見せていた。

 レギュラーシーズン終了時点でカンファレンス1位から4位までのチームは、プレーオフのファーストラウンドでホームコート・アドバンテージを保持することができる。だが首位に立てばカンファレンス・ファイナルまでホームコート・アドバンテージを確保できるだけに、ヒート、シクサーズ、バックス、セルティックスによるイーストトップ争いの決着はシーズン最終日までもつれることになりそうだ。

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