2022.04.29
2021-22レギュラーシーズンも残り数試合となり、4月6日(現地時間5日、日付は以下同)を終えた時点でプレーオフならびにプレーイン・トーナメントへ進出するチームが決定した。
イースタン・カンファレンスではプレーオフへ進出する6チーム、プレーインへ参戦する4チームが確定。ウェスタン・カンファレンスでもデンバー・ナゲッツとミネソタ・ティンバーウルブズがプレーオフ最後のスポットを争っている最中で、そのスポットを逃したどちらかのチームがプレーインを競い合うこととなる。
そんななか、3シーズンぶりにプレーオフ進出を決めたゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、先日公開された自身のポッドキャスト番組で今季の最優秀守備選手賞(DPOY)について持論を語っていた。
今季のDPOYは、シーズン序盤こそグリーンが本命として挙がっていたのだが、ケガによる離脱期間が長引いたことで事実上の脱落。現在はヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、ルディ・ゴベア(ユタ・ジャズ)、マーカス・スマート(ボストン・セルティックス)が有力候補に挙がっているのだが、グリーンは今季リーグベストの戦績をひた走るフェニックス・サンズのミケル・ブリッジズを推していた。
「ミケル・ブリッジズは(DPOYの)話題にいるべきだ。たぶん彼の守り方は勝者だからだ。俺は彼が何人かの選手たちをとんでもなくうまくガードするのを見てきた。彼のすごいところは、オンボール、オフボールを問わずに有能で、ウィークサイドからブロックショットでき、パッシングレーンに入り込むこともできるし、正しい位置にいて常にヘルプできること。本当にいいディフェンダーだ」。
今季でキャリア4シーズン目のブリッジズは、198センチ94キロのウィングプレーヤー。6日を終えた時点で79試合にフル出場し、平均35.4分14.4得点4.3リバウンド2.3アシスト1.2スティールを記録する25歳。ウィングスパンが216センチと異様に腕が長く、身長差のミスマッチもカバーするツールを持ち、豊富な運動量でマッチアップ相手を追いかけて苦しめることができる好選手。
サンズは6日のレイカーズ戦に勝利したことでフランチャイズ史上最高となるレギュラーシーズン63勝目(16敗)をマークしており、さらにその記録を伸ばすことも可能な位置にいる。
そのチームでストッパー役をこなしつつ、チーム4位の平均得点を残すブリッジズは、ペリメーターディフェンスで絶大な存在感を誇っているだけに、今季DPOY候補として投票される可能性は十分あるだろう。
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