2022.05.15
4月22日(現地時間21日、日付は以下同)。ホームのボール・アリーナへ戻ってきたデンバー・ナゲッツが、ゴールデンステイト・ウォリアーズとのプレーオフ ファーストラウンド第3戦に臨み、同点11度、リードチェンジ11度の熱戦を演じた。
ナゲッツではニコラ・ヨキッチがいずれもゲームハイとなる37得点18リバウンドに5アシスト3スティールと殊勲の働きを見せたほか、アーロン・ゴードンが18得点12リバウンド4アシスト、ウィル・バートンが13得点4リバウンド5アシスト、モンテ・モリスが10得点6アシスト2スティールで大黒柱をサポート。
だがウォリアーズは2点ビハインドで迎えた試合時間残り3分5秒にアンドリュー・ウィギンズが3ポイントを沈めて逆転すると、ウィギンズのオフェンシブ・リバウンドからジョーダン・プールがドライブしてダブルクラッチを決めて残り2分15秒で3点をリード。
残り40.8秒にステフィン・カリーのレイアップで5点差へ広げると、タイムアウト開けのポゼッションでドレイモンド・グリーンがヨキッチから値千金のスティールを奪い、最終スコア118-113でウォリアーズが制した。
Best defender in the world. pic.twitter.com/rtjeQ2ocQ2
— Golden State Warriors (@warriors) April 22, 2022
この日もウォリアーズはプールが27得点、カリーが27得点、クレイ・トンプソンが26得点をマークし、3選手で80得点を奪取。さらにゲイリー・ペイトン二世が11得点、ウィギンズが9得点6リバウンド、残り約4分間を5ファウルで踏ん張ったグリーンが5リバウンド10アシスト2スティールを残し、シリーズを無傷の3連勝とした。
試合を決定づけたスティールについて、グリーンは「コーチ(スティーブ)カーが前回言ってきた。俺は低い姿勢をキープしなきゃいけないんだと分かっていたよ。(ヨキッチには)俺を通り抜けさせるようにしなきゃいけなかった。このシリーズ全体、最初の2試合で、俺は彼にはそうしてきた。今夜はたくさんのアングルを彼に見せたのさ」と明かしていた。
21日。ナゲッツのオースティン・リバースはグリーンについて「彼が本当に僕らのことを痛めつけている。彼がテンポをコントロールしていて、全てのショットへ向かってくるんだ」と話しており、この日もナゲッツの前に立ちはだかったと言えるだろう。
3連敗と一気に追い込まれたナゲッツは、25日の第4戦でウォリアーズに一矢報いることができるのか。第3戦でもチーム全体でフィールドゴール成功率55.4パーセント(41/74)、3ポイント成功率45.0パーセント(18/40)と高確率で沈めているものの、何とか打開策を見つけたいところだ。
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