Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』

4月24日(現地時間23日)、トロント・ラプターズに所属しているスコッティ・バーンズが2021-22シーズンのKia ルーキーオブザイヤー(以下新人王)を受賞したと発表された。
アメリカ出身で現在20歳の同選手は、201センチ102キロのフォワード。2021年のNBAドラフトで4位指名を受けラプターズに入団し、レギュラーシーズンでは1試合平均15.3得点7.3リバウンド3.5アシストを記録している。また、出場した74試合すべてで先発出場を果たした。
リーグの公式Twitterは、バーンズが受賞を知らされた際の映像を投稿。スクリーンに映し出されたのは、1998-99シーズンにラプターズで新人王となったビンス・カーターであった。受賞を伝えられたバーンズは思わず笑みをこぼし、チームメートから熱烈に祝福された。動画では仲間の成功を喜ぶ渡邊雄太の姿も見られている。
1998-99 Rookie of the Year and @Raptors legend Vince Carter lets Scottie Barnes know he's the 2021-22 #KiaROY! pic.twitter.com/6qGgRLmgJd
— NBA (@NBA) April 23, 2022
これまでラプターズで新人王に輝いたのは、1995-96シーズンのデイモン・スタウダマイアー、前述のカーター、そして今シーズンのバーンズを合わせた計3名。4位指名の選手が同賞に輝くのは、2009-10シーズンのタイリーク・エバンス(当時はサクラメント・キングス所属)以来となる。
授賞式と同日に行われたフィラデルフィア・セブンティシクサーズとのNBAプレーオフ第4戦ではシリーズ初勝利を収め、反撃ののろしを上げたラプターズ。新人王受賞を後押しに、バーンズには第5戦でも素晴らしいパフォーマンスが期待される。