2022.06.05

第1戦でのパフォーマンスを悔いたグリーン…「カリーの期待に応えられなかった」

ポッドキャストで第1戦を振り返ったグリーン(右)[写真]=Getty Images
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 6月3日(現地時間2日)にチェイスセンターで開催されたNBAファイナルの第1戦。ゴールデンステイト・ウォリアーズはホームでファンからの声援を背に戦い、第3クォーター終了時は92-80と12点をリードしていたが、第4クォーターでボストン・セルティックスの猛攻を抑えきれず108-120で敗北を喫した。

 GAME1の翌日、ウォリアーズの核の1人であるドレイモンド・グリーンは自身のポッドキャストで、「ステフィン・カリーを活かしきれなかったこと」が敗戦の理由だと語っている。

「昨晩のゲームを思い返すと、僕はうまくプレーできなくて、彼(カリー)の期待に応えることができなかったんだ。彼があのようにアグレッシブなプレーをしているとき、僕は自分の役割を遂行して勝利に結びつくようにしなきゃいけなかった」

 グリーンが語るように、この試合でカリーは3ポイントシュート7本を含む34得点をマーク。強気なシュートセレクションや個人技からゴールを量産し、ウォリアーズのオフェンスをけん引した。一方のグリーンは11リバウンド5アシストをマークするものの、フィールドゴール成功率は16.7パーセントと低調で、今プレーオフに入ってから2番目に低い4得点に終わった。

 また、ジェイソン・テイタムジェイレン・ブラウンへのディフェンスにも苦労したと語ったグリーン。「僕たちのローテーションは崩されていたね。彼らのようなリム周りに圧をかけられる選手がいたから、第1戦はペイントエリア付近に警戒を張り巡らせていた。そのせいか、(彼ら以外の選手への)ヘルプがうまくいかなかったよ」。

 勝利が見えかけていたさなか、第4クォーターで16-40とセルティックスの勢いに飲まれてしまったウォリアーズ。第2戦は再びチェイスセンターでの開催となるため、第3戦を迎える前にホームで1勝を獲得しておきたいところだ。

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