2022.07.10

ジェームズ・ハーデンが昨季途中に加入したシクサーズとサラリー減額で再契約へ

昨季途中にトレードでシクサーズへ加入したハーデン[写真]=Getty Images
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 7月9日(現地時間8日)。ジェームズ・ハーデンが、フィラデルフィア・セブンティシクサーズと2年の再契約を結ぶ予定だと『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

 昨季途中にブルックリン・ネッツからシクサーズへ加入したハーデンは、約4700万ドル(約63億9200万円)でプレーヤーオプションとなっていた今季契約を破棄して制限なしフリーエージェント(FA)となっていた。

 同記者によると、シクサーズと結ぶ新契約は2年目がプレーヤーオプションで、今季年俸は約3200万ドル(約43億5200万円)とサラリーを大幅カットしており、今オフにチームの戦力補強を手助けすることになるという。

 シクサーズへ加入後、ハーデンは21試合の出場で平均37.7分21.0得点7.1リバウンド10.5アシスト1.2スティール。プレーオフでは12試合で平均39.9分18.6得点5.7リバウンド8.6アシストをマーク。

 チームはカンファレンス・セミファイナルでマイアミ・ヒートに2勝4敗で敗退後、FA戦線でPJ・タッカー、ダヌエル・ハウスJr.、トレベリン・クイーンと契約。さらにダニー・グリーン、今年のドラフト1巡目23位で指名したデイビッド・ロビーを放出し、メンフィス・グリズリーズからディアンソニー・メルトンの獲得にも成功した。

 ハーデンの周囲にタイリース・マクシーシェイク・ミルトンというスコアリングガードがいながら、今夏さらにメルトンとクイーンを加えたことで、シクサーズはバックコートの得点力がさらに増したと言えるだろう。

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