2022.08.22

今夏ブルズ入りしたドラモンド「僕は歴代ベストなリバウンダーとして名を残すだろう」

リバウンダーとしての自信を見せたドラモンド[写真]=Getty Images
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 8月22日(現地時間21日)。今夏フリーエージェント(FA)となり、ブルックリン・ネッツからシカゴ・ブルズへ移籍したアンドレ・ドラモンドのインタビューが『CT INSIDER』へ公開された。

 今月10日に29歳を迎えた男は、208センチ126キロのビッグマンで、昨季までのキャリア10シーズンでオールスターに2度、オールNBAチームに1度選ばれており、今季はニコラ・ブーチェビッチのバックアップを務めることとなる。

 そんな重量級のビッグマンは、これまでリバウンド王に4度も輝いており、キャリア平均29.6分13.8得点13.3リバウンド1.4アシスト1.4スティール1.5ブロックにフィールドゴール成功率54.0パーセントを誇る。

 キャリア平均リバウンド本数は堂々現役トップで、NBA歴代でも10位という好位置におり、通算9519リバウンドは現役4位(NBA歴代46位)。リバウンドに誇りを持つドラモンドは、NBA史上ベストのリバウンダーだと自信を見せていた。

「僕はすでにそこにいると思っている。そこに向かっている途中なのさ。引退する時がきたら、僕は歴代ベストなリバウンダーとして名を残すことになるだろう。もし今そうなっていなければね」。

 現時点で、ドラモンドは平均本数こそ現役トップながら、NBA歴代で見てみると1位のウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)の平均22.9本、2位のビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス)の同22.5本とは約10本も離されている。

 ただ、現代ではトータル・リバウンド・パーセンテージという指標がある。これはコートに出ていた時間帯で、リバウンドを奪うことが可能な状況でどれほどの本数を手にしてきたかを示すスタッツで、ドラモンドはデニス・ロドマン(元デトロイト・ピストンズほか/23.44パーセント)を抜いて24.66パーセントと、NBA歴代トップに君臨している。

 今季以降のキャリアで、その数値が変動することは十分あり得ることであり、ドラモンドのリバウンド本数はブルズ移籍によって減少する可能性もあるだろう。

 それでも、リバウンドに対する強い執着心を持つビッグマンは、コートに出れば積極果敢にリバウンド争いへ参戦し、球際でも強さを発揮してくれるに違いない。

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