2022.12.28

通算得点でNBA歴代15位へ浮上したKD「いつかささやかな成功を祝福しなきゃね」

通算得点で歴代15位となったデュラント[写真]=Getty Images
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 ブルックリン・ネッツは12月27日(現地時間26日、日付は以下同)にクリーブランド・キャバリアーズを125-117で撃破。今シーズンの戦績を22勝12敗とし、イースタン・カンファレンス3位へ浮上した。

 ここ14戦で13勝1敗としたネッツは破竹の9連勝。ジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか)、ビンス・カーター(元トロント・ラプターズほか)らを中心とした布陣で2006年3月から4月にかけて達成した14連勝以来となる連勝を飾っている。

 この試合、ネッツではKDことケビン・デュラントが32得点9リバウンド5アシスト、カイリー・アービングが32得点4リバウンド5アシストと2枚看板が活躍。さらにTJ・ウォーレンが23得点8リバウンド2スティール、ロイス・オニールが10得点4アシスト、ニコラス・クラクストンが10得点2ブロック、渡邊雄太が10得点、ベン・シモンズが9リバウンド8アシスト3スティールと続いた。

「僕らは(コートの)両エンドでハードに競い合ってプレーしている。みんなが責任を負っているんだ。ディフェンスではお互いのことを支え、オフェンスでは最高のショットを打てている。みんながアンセルフィッシュになっている」

 オニールが試合後にそう話したように、ネッツはジャック・ボーンHC(ヘッドコーチ)の下でチームが一丸となっており、ここ9試合でオフェンシブ・レーティングがリーグトップの124.6を記録。ディフェンシブ・レーティングではリーグ16位の114.9ながら、ネットレーティングではリーグ4位のプラス9.7を残している。

 そしてこの試合の第2クォーター残り約5分にジャンパーを決めたデュラントは、レギュラーシーズン通算得点でティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ/2万6496得点)を抜き、NBA歴代15位へ浮上。

「いつかささやかな成功を祝福しなきゃいけないね。レジェンドの記録を超えたんだから、これは今夜仲間に連絡するようなこと。でも俺にはまだやらなきゃいけないことがあるのは分かっている」

 そう語ったデュラントは、この試合を終えた時点で通算2万6516得点。絶好調のネッツは、29日にアトランタ・ホークス、1月1日にはシャーロット・ホーネッツとのアウェーゲームが組まれている。

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