2023.02.10

ディンウィディーにラッセル、ゴードンら複数の選手がトレードで古巣へ復帰

約2シーズンぶりにネッツへ復帰したディンウィディー(右)[写真]=Getty Images
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 NBAは2月10日(現地時間9日、日付は以下同)にトレードデッドラインを迎え、今年も複数のトレードによって数多くの選手たちとドラフト指名権が移動することとなった。

 『ESPN Stats & Info』によると、今週に入って27チームがトレードを成立。ワシントン・ウィザーズ、シカゴ・ブルズ、クリーブランド・キャバリアーズを除く27ものチームがトレードへ動いた。

 そうしたなか、ここ数日に成立した複数のトレードでは、古巣へ移籍するケースが目立った。スペンサー・ディンウィディーはダラス・マーベリックスからブルックリン・ネッツ、エリック・ゴードンはヒューストン・ロケッツからロサンゼルス・クリッパーズ、ゲイリー・ペイトン二世はポートランド・トレイルブレイザーズからゴールデンステイト・ウォリアーズ、ジョージ・ヒルがミルウォーキー・バックスからインディアナ・ペイサーズ、ジョン・ウォールがクリッパーズからロケッツへと移籍。

 約2シーズンぶりにネッツへ復帰し、10日のシカゴ・ブルズ戦でチームトップの25得点6アシスト4スティールをマークし、勝利に貢献したディンウィディーは「この4、5日間はなんだか変だったね」と振り返っていた。

 なお、ディンウィディーとともにネッツへ加入したドリアン・フィニー・スミスもこの日ネッツデビューを飾り、約35分の出場で9得点9リバウンド1アシスト。3ポイントシュートは4本すべてミスしたものの、出場時間帯における得失点差では両チーム最多のプラス32とさっそく存在感を示した。

「コート上のベストプレーヤーをガードしていく。その挑戦を受け入れるよ。僕は複数のポジションを守れるし、プレーすることだってできる。僕のプレーをデザインすることはない。このチームへ溶け込む方法を見つけていくし、アグレッシブにやっていくよ。ウィニングメンタリティ。僕はそれをこのチームへ持ち込んでいく」

 フィニー・スミスは入団会見でそう話しており、ネッツ初戦でも攻防両面でチームへ貢献してみせた。

 デッドラインを終えたことで、これからトレードで移籍した新加入選手たちは、入団会見やチーム練習を経て試合へ出場していくこととなるだけに、彼らのパフォーマンスに注目していきたい。

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