2023.02.17

ジャズへトレード後もチームへ帯同していないウェストブルック…複数チームと交渉か?

複数チームと話し合っていると報じられたウェストブルック[写真]=Getty Images
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 2月16日(現地時間15日、日付は以下同)。ユタ・ジャズはメンフィス・グリズリーズ戦を111-117で落とし、ウェスタン・カンファレンス11位の29勝31敗でオールスターブレイクを迎えた。

 もっとも、10日に正式合意となった3チーム間トレードで、ロサンゼルス・レイカーズから加入したラッセル・ウェストブルックはこの試合も欠場。ジャズはウェストブルックがチームへ帯同していないと発表している。

 レイカーズ在籍2年目の今シーズン。34歳のポイントガードは序盤からシックスマンへ転向し、52試合(うち先発は3試合)の出場で平均28.7分15.9得点6.2リバウンド7.5アシスト1.0スティールを残してきた。

 この日、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、ウェストブルックがジャズと契約のバイアウトをする可能性があるとし、その後に契約する候補として浮上しているシカゴ・ブルズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、ワシントン・ウィザーズ、マイアミ・ヒートと連絡を取っていると『NBA Countdown』で話していた。

 翌17日、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者はクリッパーズがジャズからウェストブルックと話をする許可を得ており、会話の場を持っていると報じている。

 現状で、ウェストブルックにはジャズの一員として今シーズンを終える可能性も残されてはいるのだが、18日から23日までのオールスターブレイク期間に他チームとの話が進めば、バイアウトからフリーエージェント(FA)となり、他チームへ移籍することになるかもしれない。

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