2023.02.27

ブルズが球宴後に2連勝…デローザンがベバリーを称賛「全員へ責任を課している」

ブルズ加入後、先発として活躍するベバリー[写真]=Getty Images
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 2月27日(現地時間26日、日付は以下同)。シカゴ・ブルズはホームのユナイテッド・センターでワシントン・ウィザーズを102-82で下し、オールスターブレイク明けから2連勝を飾った。

 この日はデマー・デローザンがゲームハイの29得点に6アシスト2スティール、ザック・ラビーンが27得点4アシスト、コービー・ホワイトが17得点3アシスト、ニコラ・ブーチェビッチが16得点13リバウンドをマーク。

 6連敗でオールスターを迎えたブルズは、25日のブルックリン・ネッツ戦(131-87)に続いて2戦連続で相手チームを90失点未満に抑えてみせた。今シーズンのブルズはリーグ6位のディフェンブ・レーティング(111.3)を残しており、そのディフェンスが光る。

 その要因をラビーンは「努力とエナジーだね。僕らはみんなに責任を課している。このチームのみんなが同じメンタリティを持ってコートへ出ているんだ。もし失敗したとしても、次のプレーへと進み、もっと良くこなそうとしている」と話していた。

 球宴後、ブルズはデローザン、ラビーン、ブーチェビッチという主軸にアレックス・カルーソパトリック・ベバリーをスターター起用。22日にブルズへ加入したベバリーは、この試合で約26分プレーして無得点に終わるも、5リバウンド1アシスト1ブロックと、コート上で持ち前のディフェンス力を存分に発揮。

 そんなベバリーを、デローザンはこのように称賛していた。

「チームにパット・ベバリーのような男がいると、インテンシティやエナジーが持ち込まれ、みんながそれについていかなきゃいけなくなるんだ。彼がこのチームの全員へ責任を課し、ハイレベルで競い合うようにしているんだ」

 この試合を終えて、ブルズはイースタン・カンファレンス11位の28勝33敗と、依然として負け越しているものの、ベバリーという34歳のベテランハードワーカーを加えたことで、ディフェンスに磨きがかかったと言えるだろう。

 ブルズはプレーイン・トーナメント最終枠にいる10位のウィザーズ(28勝32敗)とのゲーム差を0.5まで縮めており、プレーイン進出枠まであと少しに迫っている。

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