2024.01.04
11月16日(現地時間15日、日付は以下同)のオーランド・マジック戦。ホームのユナイテッド・センターで迎えたシカゴ・ブルズは、第4クォーター残り26.0秒に5点ビハインドを背負っていた。
すると残り17.1秒にザック・ラビーンが3ポイントシュートを成功。アンソニー・ブラックがフリースロー2投中1本の成功に終わり、残り7.2秒にもラビーンの長距離砲が飛び出し、ブルズが土壇場で同点に追いついたものの、残り1.1秒にパオロ・バンケロのジャンパーが決まり、最終スコア94-96でマジックに軍配。
この敗戦により、ブルズは直近4戦で1勝3敗と負け越し、イースタン・カンファレンス12位の4勝8敗と低迷。現在の主軸となるラビーン、デマー・デローザン、ニコラ・ブーチェビッチがそろって3シーズン目を迎えたチームは、2021-22シーズンこそイースト6位の46勝36敗でプレーオフへ駒を進めるも、翌2022-23シーズンは同10位の40勝42敗となり、プレーイン・トーナメントの末にあと一歩でプレーオフ出場を逃していた。
そうして迎えた今シーズン。スタートダッシュに失敗したことで、15日に『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者はラビーンにはトレードの可能性があり、「球団と選手の前向きな姿勢が強まっている」と報道。
マジック戦が行われた16日のシュートアラウンド後、ラビーンはトレード候補に挙がっていることについてメディアへ口を開いた。
「今はそのことについて話す時じゃない。今夜はオーランド・マジックと対戦する。勝つためにやるんだ。その後に何かが出てくるというなら、僕が話すことになるということ」
ラビーンは2026-27シーズンこそプレーヤーオプションながら、2025-26シーズンまで超高額な契約が残っていることから、そう簡単に取引先が決まるとは思えないのだが、移籍先候補としてはロサンゼルス・レイカーズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、マイアミ・ヒート、トロント・ラプターズが挙がっている。
また、ブルズはデローザン、アレックス・カルーソもトレード候補に浮上しており、シーズン序盤ながらロスター解体を決断する可能性がある。デローザンは今シーズン終了後、カルーソが来シーズン終了後に契約が満了することから、ラビーンよりも早く決着がつくかもしれない。
NBAでは先発級やオールスター級、オールNBAチームに選出される選手であろうとトレードされることがあるとはいえ、レギュラーシーズンはまだまだ続くだけに、ラビーンは現在の状況に苛立ちを隠せなかった。
「自分たちが勝てていないことにイライラしている。もしそうでないなら問題だと思う。この3、4年間というもの、僕らは正しいことをやろうとしてきたんだから、(今の状況は)動揺させることなんだ。まるで自分たちが同じ位置にいるみたいだ。僕らはこの危機を乗り越えようとしている」
28歳のラビーンは、ブルズでチームトップの平均21.7得点に4.9リバウンド3.0アシストを残す実力者。6シーズン連続で平均20.0得点以上をクリアしている男は、オールスターへ2度選ばれた実績もあるだけに、今後の動向は注目を浴びることになるはずだ。
楽天モバイルなら
追加料金0円でNBAが楽しめる!【PR】
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約すると、通常4,500円(税込)の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」で何と追加料金0円でNBAを楽しめます。
携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。最安料金は1,000円(税込)以下! 世界トップのバスケをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。
八村塁の活躍を見逃すな!
世界最高峰のNBAを観るなら
WOWOWオンデマンドで【PR】
「WOWOWオンデマンド」とは、テレビやBS視聴環境がなくてもWOWOWのコンテンツを月額2,530円(税込)で楽しめるサービスです。
2024.01.04
2023.12.08
2023.12.01
2023.10.30
2023.02.27
2023.01.20