2023.02.21

パトリック・ベバリーがブルズと契約へ…高校時代までを過ごした故郷へ帰還

ブルズと契約間近と報じられたベバリー[写真]=Getty Images
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 2月21日(現地時間20日、日付は以下同)。フリーエージェント(FA)のパトリック・ベバリーが、シカゴ・ブルズと契約をまとめていると『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。

 これはベバリーの代理人がウォジナロウスキー記者へ伝えたもので、同記者のツイートにベバリーも「そうだ」とリアクション。10日のデッドラインに成立した4チーム間のトレードで、ロサンゼルス・レイカーズからオーランド・マジックへ移籍後、13日にウェイブ(保有権を放棄)されていたベバリーの所属先がようやく決まったことになる。

 キャリア11年目のベバリーは、185センチ81キロのガードで、タフなディフェンスやハッスルプレーでチームを盛り立てるベテラン。これまでヒューストン・ロケッツ、ロサンゼルス・クリッパーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、レイカーズでプレーしてきた男にとって、イースタン・カンファレンスのチームでプレーするのは初。

 そしてシカゴは、ベバリーにとっては高校時代までを過ごした故郷でもある。ブルズはラッセル・ウェストブルック獲得を狙っていたものの、21日に代理人がクリッパーズと契約する計画だと『ESPN』へ伝えたこともあり、ブルズはベバリー獲得に動いたと言えるだろう。

 イースト11位の26勝33敗でオールスターブレイクを迎えたブルズは、2シーズン連続のプレーオフ進出をかけてレギュラーシーズン後半戦へ臨む。デマー・デローザンザック・ラビーンニコラ・ブーチェビッチらが在籍するブルズで、ベバリーがどこまでチームの勝利へ貢献できるかは必見だ。

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