2023.04.11

内輪もめの当事者となったゴベア…レイカーズとのプレーイン・トーナメントは出場停止処分に

アンダーソンと内輪もめを起こしたゴベア[写真]=Getty Images
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 4月10日(現地時間9日)に開催されたミネソタ・ティンバーウルブズとニューオーリンズ・ペリカンズの一戦。試合はウルブズが113-108で制したものの、ルディ・ゴベアカイル・アンダーソンが内輪もめを起こし、アンダーソンの胸を殴ったゴベアが帰宅を命じられる事態に。試合の翌日、球団はゴベアに対して、ロサンゼルス・レイカーズとのプレーイン・トーナメントで出場停止処分を下すと発表した。現地メディア『ESPN』が伝えている。

 ペリカンズ戦では先発フォワードのジェイデン・マクダニエルズも壁を殴り、右手の骨折で無期限の離脱が公表。ナズ・リードもケガで戦列を離れているウルブズにとって、重要なレイカーズ戦を前にトラブルが続く形となっている。

 ペリカンズ戦のあと、冷静さを取り戻したゴベアは「今日は感情的になってしまいました。どんな言葉をかけられようと、あのようなリアクションを取るべきではありませんでした。ファンや組織、そして特にチームメートとして心から愛し、尊敬しているカイルに謝罪したいです」と、チームチャットならびに自身のTwitterで謝罪の言葉を述べている。

 チーム関係者によると、すでにゴベアはアンダーソンと個人的な話し合いを終えている模様。しかし、球団としてはレイカーズとの試合に出場させることは事態の悪化を招く懸念があるとし、出場停止処分を余儀なくされたようだ。

 互いのプレーに文句を言い合ったゴベアとアンダーソン。ゴベアは9日のサンアントニオ・スパーズ戦で背中を痛め、ペリカンズ戦は痛みを我慢してプレーしていたようで、自身の働きを責められる筋合いはないと主張していたという。しかし一度手を出してしまえば、ペナルティを回避することは難しいだろう。

 不安定なチーム状況のまま、アウェーでレイカーズとのプレーイン・トーナメント初戦に臨むウルブズ。1勝を挙げればプレーオフへの出場が確定するが、限られた戦力で勝利をつかむことはできるだろうか。

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