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4月14日(現地時間13日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズのアンドリュー・ウィギンズが、サクラメント・キングスとのプレーオフ ファーストラウンド初戦でプレーすることになると『ESPN』、『The Athletic』が報じた。
昨シーズンの王者ウォリアーズは、レギュラーシーズンでウェスタン・カンファレンス6位の44勝38敗を記録したことで、16日からウェスト3位の48勝34敗を残したキングスのホーム、ゴールデン1・センターでシリーズ初戦を迎える。
ウィギンズは家族の事情により、2月14日のワシントン・ウィザーズ戦を最後に試合へ出場できていない。だが今月上旬にチームへ合流し、スクリメージ(練習試合)も何度か経験しており、14日の練習後にスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は「アンドリューは(出場する)準備ができた」と話していた。
両チームによるレギュラーシーズンの戦績はウォリアーズの3勝1敗。ホームコート・アドバンテージはキングスが手にしており、シーズン全体の戦績でもキングスに分があるとはいえ、プレーオフ経験では過去8年間で4度のリーグ制覇を達成しているウォリアーズが優位なのは間違いない。
ウォリアーズにとって、今シーズンのキングス戦に3試合出場し、シーズン全体の平均17.1得点、フィールドゴール成功率47.3パーセントを上回る平均25.0得点、フィールドゴール成功率55.6パーセントを残すウィギンズがシリーズ初戦に間に合ったことは朗報。
ウィギンズにはオフェンス面でステフィン・カリーやクレイ・トンプソン、ジョーダン・プールとともに得点源の一角を務めるだけでなく、チーム屈指のペリメーター・ディフェンダーとしての活躍も大いに期待されている。
キングスの中心を担うポイントガードのディアロン・フォックスは、今シーズン平均25.0得点6.1アシストにフィールドゴール成功率51.2パーセントを記録。3試合に出場したウォリアーズ戦では平均25.3得点8.0アシストにフィールドゴール成功率51.8パーセントを残しているだけに、この男をスローダウンすることがシリーズを優位に進めていくうえで不可欠な要素となる。
現時点で、ウォリアーズはウィギンズを20~25分プレーさせる見込みで、スターターまたはベンチのどちらで起用するか決めかねている状況。もしベンチスタートとなれば、ドンテ・ディビンチェンゾがフォックスとマッチアップすることとなる。
ウォリアーズはこのディビンチェンゾ、ウィギンズ、そしてゲイリー・ペイトン二世をフォックスの刺客としてコートへ送り込むことが予想されている。ウィギンズは攻防両面においてウォリアーズで重要な役割を担っているだけに、どんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。
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