2023.05.06

右足首捻挫で第2戦を欠場したジミー・バトラー、ヒートの闘将は第3戦で復帰なるか?

第2戦をベンチから見守っていたバトラー(左)とヒーロー(右)[写真]=Getty Images
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 現在、「NBAプレーオフ2023」はカンファレンス・セミファイナルが繰り広げられており、イースタン・カンファレンス第8シードのマイアミ・ヒートは、第5シードのニューヨーク・ニックスと対戦している。

 ヒートは5月1日(現地時間4月30日、日付は以下同)に行われた初戦を108-101でモノにしたのだが、その試合終盤に25得点11リバウンド4アシスト2スティールを残していたジミー・バトラーが右足首を捻挫。

 そのため、バトラーは3日に行われた第2戦を欠場。ヒートはケイレブ・マーティンが22得点8リバウンド、ゲイブ・ビンセントが21得点5アシスト、マックス・ストゥルースが17得点、バム・アデバヨが15得点8リバウンド6アシストを残すも、105-111で落としてシリーズは1勝1敗のタイに。

 7日の第3戦を翌日に控えた6日。ヒートのエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は、バトラーがチームとともに練習したと話したものの、出場ステータスは試合開始直前まで変わらず、クエスチョナブル(Questionable=不確か)のままだという。

 もっとも、地元メディア『South Florida Sun Sentinel』のアイラ・ウィンダーマン記者は、バトラーが第3戦でプレーするつもりだと6日に報道。チームメートのカイル・ラウリーは「彼がどれほどの負けず嫌いかは知っている。僕は楽観視しているけど、誰にも分からないから」と話していたことから、現状でバトラーが戦列復帰する可能性は五分五分といったところか。

 バトラーは今年のプレーオフで、6試合に出場して堂々リーグトップの平均35.5得点に6.8リバウンド4.7アシスト1.8スティール、フィールドゴール成功率58.5パーセント、3ポイントシュート成功率42.9パーセントと絶好調で、ヒートにとって最重要人物なのは間違いない。

 幸い、第2戦から第3戦まで中3日間あることから、両チームは休養をしつつ、入念なフィルムセッションや練習をこなすことができるはず。会場をニューヨークからマイアミに移して行われる第3戦で、どちらが勝利を飾ることができるかに注目していきたい。

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