2023.06.28

ワールドカップへ出場するカナダ代表の指揮官がニック・ナースからフェルナンデスへ交代

2019年からカナダ代表の指揮官を務めていたナース[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 6月28日(現地時間27日、日付は以下同)。FIBAランキング15位のカナダ代表のヘッドコーチ(HC)に、ジョルディ・フェルナンデスが就任することになると『ESPN』が報じた。

 2019年からカナダ代表の指揮官はニック・ナースが務めてきた。当時トロント・ラプターズのHCだったナースは、今シーズン終了後にラプターズと決別し、フィラデルフィア・セブンティシクサーズの新HCへ着任している。

 新たにカナダ代表チームで指揮を執る40歳のフェルナンデスは、現在サクラメント・キングスでアソシエイトHCを務めており、ここ数年はNBAチームのHC候補にも浮上している人物。

 今から約2カ月後の8月25日から幕を開ける「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」で、グループHのカナダは、インドネシアのジャカルタでグループフェーズへ臨むこととなる。このグループHにはカナダのほか、フランス(FIBAランキング5位)、ラトビア(同29位)、レバノン(同43位)が入っている。

 カナダ代表チームのロスターは現時点で決まっていないものの、NBAにはシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)やジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ)、RJ・バレット(ニューヨーク・ニックス)、ディロン・ブルックス(メンフィス・グリズリーズ)、ルージェンツ・ドート(サンダー)、ドワイト・パウエル(ダラス・マーベリックス)、ケリー・オリニク(ユタ・ジャズ)といった選手たちがおり、どんなメンバーを送り込んでくるかも注目していきたい。