2023.07.28

心停止に陥った息子が退院…父レブロンは「愛と祈りを伝えてくれた人たちに感謝したい」

息子ブロニー(左)と父レブロン(右)[写真]=Getty Images
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 7月28日(現地時間27日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、息子ブロニーについてX(旧ツイッター)でこのように綴った。

「私の家族へ愛と祈りを伝えてくれた、数えきれない人たちに感謝したい。私たちはあなた方の思いを感じているし、すごく感謝している。私たちは家族で一緒におり、安全かつ健康で、皆さんの愛を感じている。準備ができたら、伝えることになる。けど皆さんからのサポートが私たち全員にとってどれほど大きなことだったか、そのことを皆さんに伝えたかったんだ!」

 今シーズンからサザンカリフォルニア大学(以降USC)へ進学するブロニー・ジェームズは、25日に同大で練習中に倒れて心停止に陥ったと複数の現地メディアが報道。

 するとジェームズ家のスポークスマンは「昨日の練習中、ブロニー・ジェームズが心停止に陥った。メディカルスタッフがブロニーを治療し、病院に搬送することができた。現在は容態が安定しており、ICUにはいない。我々はジェームズ家のプライバシーを尊重し、新たな情報が入り次第、メディアへ伝えていく」と声明を発表していた。

 一時はICUにいたと報じられていたブロニーだが、容態は安定し、28日には病院側が「USC運動部のメディカルスタッフの迅速かつ適切な対応のお陰で、ブロニー・ジェームズの心停止の治療に成功しました。意識もあり、神経学的にも無傷で、安定した状態で病院に運ばれました。ジェームズは高度な訓練を受けたスタッフによって迅速にケアされ、自宅へ退院し、安静にしています」とコメント。

 今シーズン、さらにはその先に向けて、ブロニーには“偉大すぎる父”レブロンがいるため、はかりしれないほどのプレッシャーがあるだろう。だが今は安静に過ごし、引き続き検査をして治療を受け、コートへ戻る日が訪れることを待ちたいところだ。

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