2023.09.14

暴行容疑のケビン・ポーターJr.をトレードか? 現地メディアは厳しい見解「最も可能性が高いシナリオは…」

ロケッツがケビン・ポーターJr.のトレードを画策[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 9月14日(現地時間13日)、恋人への暴行と絞殺未遂の疑いで逮捕されたケビン・ポーターJr.(ヒューストン・ロケッツ)について、ロケッツがドラフト補填付きでのトレードを画策していることがわかった。アメリカメディア『The Athletic』のシャムズ・シャラニア氏が伝えている。

 ポーターJr.は9月12日(同11日)、ニューヨークのホテルに滞在中に恋人に暴行したとの容疑で現地警察に身柄を拘束されていた。同選手は2022-23シーズンには1試合平均19.2得点5.7アシストを記録するなど活躍し、チーム再建をけん引する選手として2022年には4年契約を結んでいたが、契約が保証されていたのは最初の1年目である22-23シーズンのみで、その後の3シーズンは無保証で契約が結ばれていた。

 今回の事態を重く見たロケッツはトレードを検討。素行の悪さの目立つポーターJr.を手放そうと考えているようだが、現地メディア「NBCスポーツ」はドラフト補填を付けたとしてもトレード実現は難しいとの見解を示しており、「最も可能性が高いシナリオは、ロケッツがポーターを解雇することだが、法的な状況が解決するまでは待ってから行動を起こすことになるかもしれない」と伝えている。

 ポーターJr.は、クリーブランド・キャバリアーズに所属していた2020年にも交通事故を起こし、その時の取り調べで車内から拳銃、マリファナが見つかったことにより検挙されている。トラブルメーカーの問題児は今後どのようなキャリアを歩むのか。現地では厳しい声も挙がっている。

BASKETBALLKING VIDEO