ファッション誌の権威『GQ』の南アフリカ版が、「2023年の最もセクシーなハゲ頭の男性トップ10」を発表。バスケットボール界からは、マイケル・ジョーダンが第6位、シャキール・オニールが第9位にそれぞれランクインした。

『GQ』によると、SEOに精通するエージェンシー『Reboot』は、“顔の黄金比との近似値および頭部の輝き”、“声の魅力”、“上裸や裸にまつわる検索”、“純資産と身長”の4つのカテゴリーからセレブリティを調査。具体例として、頭部の輝きは標準の60W電球の輝度を基準に算出され、声の魅力はYouTube上から4つの音声サンプルを収集し、分析用ソフトウェア「Praat」で音声学に基づいた基本周波数を決定。各データは科学的根拠に基づき、プロフェッショナルな手法で弾き出されている。

　以上の基準から評価した同ランキングにおいて堂々の1位に輝いたのは、イギリス王室のウィリアム王子だった。ウィリアム王子は、10点満点中9.88点という驚異的なスコアを記録。甘美で上品な面持ちの王子は、世界中のファンを虜にしており、頭部の輝きはランキングトップの8.90点をマークし、“上裸や裸にまつわる検索”では2位の9500人に大きく差をつける3万7000人からの検索を集めた。

　ジョーダンは、映画『ワイルド・スピード』シリーズでお馴染みのヴィン・ディーゼルやジェイソン・ステイサムらに次いで、第6位に登場。研究者たちは、身長195センチのスマートさ、26億ドル（約3820億円）というスポーツ選手最高の純資産が魅力的に見えるのは当然の結果であると主張している。

　第9位にランクインしたオニールは、顔の黄金比こそ俳優陣には敵わなかったものの、声の魅力では同ランキング最高スコアの9.95点を記録し、アナリストのプライドを証明。シャックは自身のインスタグラムにもこの栄誉を投稿し、「受け入れてもいいけど、4位が妥当じゃないかな」とユーモアを添えている。一方、レギュラーとして出演する『NBA Tip-Off』でもランキングについて言及されると、共演者のチャールズ・バークレーとケニー・スミスからは「アメリカ版じゃないけどな」、「そのリストに載るためにいくら払ったんだ？」などと冷やかされた。

　なお、『GQ』によると、88パーセントの女性がハゲ頭の男性を「魅力的」と回答。シャックはこれまでもさまざまな女性とのデートが報じられてきたが、今回の結果により、モテる理由が科学的に証明されたと言えるだろう。

文＝Meiji