2024.01.22
1月6日(現地時間5日、日付は以下同)。2023-24レギュラーシーズンのMVP候補ランキングの最新版が『NBA.com』へ公開された。今回発表されたトップ5は下記のとおり。
※以降チーム名は略称、カッコ内の順位は前週のもの、スタッツや戦績は日本時間1月8日終了時点
1位.ジョエル・エンビード(シクサーズ/1位)
2位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/2位)
3位.シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー/4位)
4位.ヤニス・アデトクンボ(バックス/3位)
5位.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス/5位)
上位5選手のなかでは、ギルジャス・アレクサンダーがアデトクンボを上回ってトップ3へ浮上。ウェスタン・カンファレンス3位の23勝11敗を残すサンダーで、リーグ4位の平均31.5得点を残すトップスコアラーとして見事な活躍を見せている。
今回注目したいのは、昨シーズンの王者でファイナルMVPにも輝いたヨキッチ。今シーズンも平均25.5得点11.8リバウンド9.2アシストという“平均トリプルダブル級”のスタッツを残すセルビア出身のビッグマンは、昨年12月26日に行われたウォリアーズとのクリスマスゲームで26得点を残すも、フィールドゴール成功率は33.3パーセント(4/12)に終わっていた。
ところが、翌戦となった29日のグリズリーズ戦でフィールドゴール11本すべてを決め切るパーフェクトゲームを披露すると、その後3戦でいずれもフィールドゴール成功率80.0パーセント超えを記録し、4試合のスパンでフィールドゴール成功率88.6パーセント(39/44)という驚異的なスタッツをマーク。
これは40本以上のショットを放った選手として、1967年のウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)以来、歴代最高のフィールドゴール成功率になったと『NBA.com』が報じている。
また、8日のピストンズ戦でヨキッチは今シーズン最少タイの4得点に終わるも、キャリアハイまであと2つに迫る16アシスト、自己最多に並ぶ5ブロックを残して勝利に貢献。26勝12敗としたナゲッツは、サンダーを抜いてウェスト2位へ浮上しており、ヨキッチの影響力は今シーズンも絶大と言っていい。
なお、6位から10位は順にジェイソン・テイタム(セルティックス/6位)、タイリース・ハリバートン(ペイサーズ/8位)、ドマンタス・サボニス(キングス/9位)、アンソニー・デイビス(レイカーズ/10位)、アンソニー・エドワーズ(ウルブズ/7位)が入っている。
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