ウェンバンヤマ、初トリプルダブルはターンオーバー“0” …最年少記録を塗り替え

自身初のトリプルダブルを成し遂げたウェンバンヤマ [写真]=Getty Images

　12月11日（現地時間10日、日付は以下同）。サンアントニオ・スパーズは敵地でデトロイト・ピストンズと対戦。5連敗中で試合を迎えたスパーズは、第1クォーターから大量リードに成功し130－108で勝利した。

　8選手が2ケタ得点をマークするなど総力で連敗を止めたスパーズ。そのうちの1人であるビクター・ウェンバンヤマは、得点だけでなくアシストやリバウンドでも爆発的な活躍を見せつけた。試合を終えてみると、21分2秒の出場で16得点12リバウンド10アシストを記録。記念すべきキャリア初のトリプルダブルを達成した。

　加えて、もう１つ注目すべきスタッツとして挙げられるのがターンオーバ“0”という点。攻守で圧倒的な活躍をしながらミスのないプレーをするという、限られたスターにしか成し得ないパフォーマンスも披露した。

　なお、これまでターンオーバ“0”でトリプルダブルを達成した最年少記録を持っていたのがアンドレ・イグダーラ（元ゴールデンステイト・ウォリアーズほか）で21歳54日だった。今回、ウェンバンヤマはその記録を1歳48日早く達成して20歳6日と塗り替えることに成功。NBA史にまた新たに名を刻むこととなった。