2024.01.22

勝負どころで”ビッグ3″が躍動したサンズがペイサーズを破り5連勝…渡邊は出場せず

”ビッグ3”が揃って躍動したサンズがペイサーズを下し、連勝数を「5」に伸ばした [写真] = Getty Images
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 1月22日(現地時間21日、日付は以下同)、渡邊雄太所属のフェニックス・サンズがホームのフットプリント・センターでインディアナ・ペイサーズと対戦した。

 20日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦を制し4連勝と波に乗るサンズは、デビン・ブッカーケビン・デュラントブラッドリー・ビールユスフ・ヌルキッチグレイソン・アレンが先発に名を連ねた。エースのタイリース・ハリバートンをケガで欠くインディアナ・ペイサーズの先発は、トレードでトロント・ラプターズから加入したパスカル・シアカムに加え、マイルズ・ターナー、アーロン・ネスミス、TJ・マッコネルバディ・ヒールドの5名。

 ペリカンズ戦での52得点を記録したブッカーがこの試合でも試合序盤からハイペースで得点を重ね、一時は11-0のランを展開。第1クォーターを33-25と8点リードで終えたサンズだが、第2クォーターに入るとすぐにペイサーズに逆転を許してしまう。その後デュラントやビールが個人技でリードを奪い返すと、ハイスコアゲームを得意とするペイサーズと点を取り合う展開となり、65-61のサンズ4点リードで試合を折り返した。

 後半に入っても試合の流れは変わらず、点の取り合いの中でサンズが僅かなリードを守る時間が続いた。ブッカー、デュラント、ビールの”ビッグ3″を得点源とするサンズに対し、ペイサーズはジェイレン・スミスオビ・トッピンなどのベンチメンバーが攻撃の起点となり得点を重ねた。サンズはインサイドの要であるヌルキッチがファウルトラブルに陥りベンチに退く時間が増えるが、デュラントとブッカーが攻守に奮起しペイサーズに隙を与えず、91-83で最終クォーターを迎えた。

 第4クォーター、サンズは序盤からペイサーズの猛追を受ける。開始2分半で3点差に迫られると、一時はデュラントの連続得点で突き放すも、ファウルによるフリースロー献上がかさみ、残り約6分で1点差まで詰め寄られることとなった。その後両チームともにスコアレスの状態が約3分ほど続いたが、残り3分20秒でヒールドに3ポイントを沈められ、ペイサーズに逆転を許してしまう。しかし、直後にデュラントが3ポイントを決めリードを取り返すと、続けざまにビールが連続得点を重ね、層の厚い得点力を土壇場で見せつけ、ペイサーズとの点差を広げる。そのまま逃げ切ったサンズが、最終スコア117-110で勝利した。

 5連勝となったサンズは、デュラントが40得点9リバウンド3ブロック、ブッカーが26得点6リバウンド8アシスト、ビールが25得点と”ビッグ3″が安定の大活躍を見せた。なお、渡邊に出場機会は与えられなかった。ベンチメンバーによる得点が全体の半分となる55得点を記録したペイサーズだったが、この試合を落としたことでシアカム加入後2連敗を喫することとなった。

■試合結果
フェニックス・サンズ 117-110 インディアナ・ペイサーズ
PHX|33|32|26|26|=117
IND|25|36|22|27|=110

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