2024.04.05

ウォリアーズ、プレーイン出場権を争うロケッツとの直接対決を制し6連勝

ウォリアーズ、プレーイン出場権を争うロケッツとの直接対決を制す [写真] = Getty Images
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 4月5日(現地時間4日、日付は以下同)、ゴールデンステイト・ウォリアーズは、敵地のトヨタ・センターでヒューストン・ロケッツと対戦した。

 ウォリアーズは4日終了時点でウエスタン・カンファレンス10位(41勝34敗)につけ、同11位のロケッツ(38勝37敗)と3ゲーム差となっている。オールスター終了後の戦績はウォリアーズが14勝8敗、ロケッツが14勝7敗とほぼ互角であり、5日の試合を含めともにレギュラーシーズン残り7試合となっていることから、プレーイン・トーナメントの出場権を争うチーム同士の直接対決に注目が集まった。

 ジョナサン・クミンガダリオ・サリッチのビッグマン2名をケガで欠くウォリアーズは、ステフィン・カリークレイ・トンプソンアンドリュー・ウィギンズドレイモンド・グリーントレイス・ジャクソン・デイビスが先発出場した。対するロケッツも今シーズン好調のアルペラン・シェングンがケガで欠場しており、フレッド・バンブリート、ジェイレン・グリーンジャバリ・スミスJr.ディロン・ブルックスアメン・トンプソンがスターティングラインナップに名を連ねた。

 試合は序盤からウォリアーズ優位の展開が続いた。第1クォーター残り約8分半にトンプソンが2連続で3ポイントを沈めると、ウィギンズやポールもそれに続くように連続で3ポイントを決め、リードを広げる。長距離砲を中心に攻めたウォリアーズが一気にリードを奪い、第1クォーターを33-24で終えた。第2クォーター、引き続き3ポイントが好調なトンプソンやカリーの得点でリードを保つウォリアーズは、ロケッツに一度も追いつかれることのないまま65-50で試合を折り返した。

 後半もウォリアーズの勢いは止まらず、第3クォーター開始早々トンプソンが引き続き2連続で3ポイントを沈めた。追いかけるロケッツもスミスJr.やブルックスが3ポイントで応戦するが、点差は縮まらずに99-83のウォリアーズ16点リードで最終クォーターを迎えた。

 第4クォーター、ウォリアーズはジャクソン・デイビスがアリウープダンクを炸裂させると、続けざまにベンチ出場のモーゼス・ムーディがプットバックダンクを見せ、ウォリアーズの攻勢を後押しした。試合時間残り約4分、リードを20点に広げたウォリアーズは主力をベンチに下げ、試合終了を迎えた。最終スコア133-110で、序盤のリードを保持したウォリアーズに軍配が挙がった。

 この勝利で6連勝となったウォリアーズは、トンプソンが29得点(3ポイント11本中7本成功)4アシスト、カリーが29得点6リバウンド6アシスト、ジャクソン・デイビスが20得点5リバウンドをマーク。敗れたロケッツは、スミスJr.が24得点を記録している。3月には11連勝を記録していたロケッツだが、1日のダラス・マーベリックス戦以降3連敗を喫することとなった。

■試合結果
ゴールデンステイト・ウォリアーズ 128-124 ヒューストン・ロケッツ
GSW|33|32|34|34|=128
HOU|24|26|33|27|=124

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