2024.07.12

昨季途中にホームタウンへ帰還したカイル・ラウリーがシクサーズとの再契約に合意

シクサーズと再契約したラウリー[写真]=Getty Images
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 7月12日(現地時間11日、日付は以下同)。制限なしフリーエージェント(FA)のカイル・ラウリーが、フィラデルフィア・セブンティシクサーズと契約合意に達し、チームへ戻ることを発表した。

 ラウリーの代理人を務める『Priority Sports』のマーク・バーテルスタインは、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者へ、契約内容は1年になると伝えたという。

 NBAキャリア18年を誇るラウリーは、183センチ88キロのポイントガード。38歳の大ベテランは、ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれで、高校、ビラノバ大学とNBA入りまでずっと同州で過ごしてきた。

 昨シーズンをマイアミ・ヒートで迎えた男は、今年1月24日にシャーロット・ホーネッツへトレード後、2月12日にバイアウトの末にウェイブ(保有権放棄)となり、同14日にシクサーズと契約。

 シクサーズでは23試合に出場して平均28.4分8.0得点2.8リバウンド4.6アシストに3ポイントシュート成功率40.4パーセント(平均1.6本成功)を記録。加入4戦目からスターターに定着し、「NBAプレーオフ2024」でも先発入りし、シリーズ平均29.2分7.0得点3.5リバウンド4.0アシスト1.0スティールを残した。

 今夏のFA戦線で、シクサーズはポール・ジョージ、ケイレブ・マーティン、アンドレ・ドラモンドエリック・ゴードンを獲得し、タイリース・マクシーケリー・ウーブレイJr.との再契約にも成功。

 イースタン・カンファレンスでトップクラスの戦力を誇るシクサーズは、マクシー、ウーブレイJr.、ジョージ、マーティン、ジョエル・エンビードの先発陣を擁し、ラウリーはゴードンやドラモンドらとセカンドユニットを形成することとなる。

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