キングスのドマンタス・サボニスが通算トリプルダブル数でNBA歴代10位タイへ浮上

サボニスはキングス不動の先発センター[写真]=Getty Images

　2024－25シーズン。サクラメント・キングスはディアロン・フォックス、ドマンタス・サボニスに実力者のデマー・デローザンを加えた強力な布陣で迎えるも、ここまで開幕2連敗スタートとなった。

　10月25日（現地時間24日、日付は以下同）のミネソタ・ティンバーウルブズ戦では約36分間でリードしていたものの、115－117で惜敗。続く27日のロサンゼルス・レイカーズ戦でも7点リードで迎えた最終クォーターに爆発を許し、最終スコア127－131で敗戦。

　2戦続けて4点差以内で敗れたキングスは、第4クォーターの平均得点で30.0－36.0と、相手チームに6点差をつけられている。レイカーズ戦ではデローザンが13得点、フォックスとサボニスもそれぞれ7得点した一方、レブロン・ジェームズに16得点5リバウンド6アシスト、アンソニー・デイビスに14得点を許すなど44得点も奪われてしまった。

　キングスとしては、29日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦、あるいは翌30日のユタ・ジャズ戦で今シーズン初勝利をあげたいところだろう。

　そうした中、チームの大黒柱サボニスはレイカーズ戦で36分45秒コートに立ち、フィールドゴール成功率71.4パーセント（10／14）の計29得点に12リバウンド10アシストのトリプルダブルをマーク。

　キングス在籍4年目を迎えた28歳のビッグマン（208センチ108キロ）は、レギュラーシーズン通算トリプルダブル数が59度目に到達。ラリー・バード（元ボストン・セルティックス）と並んでNBA歴代10位タイ（現役6位）へ浮上した。

　今シーズンもキングス不動の先発センターとして活躍を続ける男は、ケガによる長期離脱でもない限り、バードを超えてさらにその数字を伸ばしていくに違いない。