2024.10.27

ペイントを支配してきたシャックがカリーを好きな理由「街でステフを見かけたら…」

NBA史上屈指のセンターとして活躍してきたシャック[写真]=Getty Images
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 10月25日(現地時間24日)。WNBAシカゴ・スカイでルーキーシーズンを終え、34試合の出場で平均32.5分13.6得点13.1リバウンド1.9アシスト1.3スティールを残したエンジェル・リースがポッドキャスト番組“Unapologetically Angel”を公開した。

 190センチ74キロのリースと並んでゲスト出演したのは“シャック”ことシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)。4度NBAチャンピオンに輝き、ペイントエリアでリーグ史上屈指の支配力を見せつけた男は、公称216センチ147キロの巨漢。

 引退後も『NBA on TNT』をはじめ、複数のメディアへ出演して活躍を続けるレジェンドは、いくら変装してもその巨体は隠せず、どこへ行っても目立つことは間違いない。

 そうした中、シャックはステフィン・カリーゴールデンステイト・ウォリアーズ)について話していた。チーム一筋16シーズン目をプレーするカリーは36歳ながら、依然としてチームを引っ張るけん引役で、自他ともに認めるNBA史上最高のシューター。

 シャックはカリーの実力を称えつつ、その体格にも触れていた。188センチ83キロはNBAの平均以下のサイズなのだが、カリーは自らの努力によって現在の地位を確立し、トッププレーヤーの仲間入りを果たした。

「俺がなんでステフ・カリーのことが大好きか知っているかい? これまで目にしてきたことがなかったからだ。街でステフを見かけたら、レブロン(ジェームズ/レイカーズ)のような肉体でもなければ、206センチ、208センチでもない。彼はまるでごく普通にオフィスにいるような男だからだ」

 NBAの世界では、206センチ113キロのレブロン・ジェームズや、198センチ128キロのザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)、あるいは224センチ94キロのビクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)といった異様な肉体を持つアスリートが集結している。

 カリーは間近で見れば上腕二頭筋をはじめ、鍛え抜かれた肉体の持ち主ながら、画面越しに見ると細身に映ってしまう。そのため、シャックにはカリーがスーツを身にまとえば、スリムなシルエットもあって有能なビジネスマンに見えるのだろう。

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