2024.08.29

マリーク・モンクの残留にキングスのサボニスが意外な反応「実はすごく驚いたんだ」

キングスのサボニス(右)とモンク(左)[写真]=Getty Images
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 今夏のFA(フリーエージェント)戦線で、サクラメント・キングスはベテランスコアラーのデマー・デローザン、フォワードのジェイレン・マクダニエルズをトレードで獲得して戦力増強に成功。

 昨シーズン。2年連続のプレーオフ進出まであと1勝に迫ったチームは、ディアロン・フォックスケビン・ハーター、デローザン、キーガン・マレードマンタス・サボニスを先発に据えて2年ぶりのプレーオフ返り咲きを狙う。

 そんなキングスにとって、最も大きな補強はマリーク・モンクとの再契約だったのかもしれない。直近2シーズン、キングスのシックスマンとしてチームに見事フィットしていた男は、他チームのFA交渉解禁前の6月21日(現地時間20日、日付は以下同)に4年7800万ドル(当時のレートで約124億200万円)で再契約を結ぶ意向と報じられ、チーム在籍3年目を迎える。

 すると地元メディア『KXTV』は、8月26日にサボニスがメディアの前で「(彼が残ったことに)実はすごく驚いたんだ。シーズン中、彼とはたくさん話していた。僕らは彼を失うことになるんだと思っていたんだ。けど彼が残ってくれてうれしいよ。僕らにとってベストな決断だと思うね」と口にしつつ、笑みを交えてジョークも飛ばしていたと報道。

「彼は僕から離れたくなかったんだと思う。そういうことさ。彼がここにいてくれて僕はハッピーだよ。このチームで最も重要な選手の1人だからね。そして彼はコート内外で僕らのことをすごく助けてくれたんだ」

 キングスのベンチにはシックスマンのモンクに加え、キーオン・エリス、マクダニエルズ、トレイ・ライルズアレックス・レンが控えており、昨シーズンと同等あるいはそれ以上の戦力を有していると言えるだろう。

 また、新加入のデローザンについても「LA(ロサンゼルス)で1週間、彼と一緒に過ごせたんだ。そこでもっと知ることができたから、本当に楽しみなんだ」と期待を寄せていた。

 今シーズンのキングスは、10月25日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でレギュラーシーズンが開幕する。フォックス、サボニス、デローザンにモンクらがそろうチームがどんな戦いを見せるか、楽しみに待ちたいところだ。

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