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キングス在籍3年目のケビン・ハーター「僕らならどこが相手だろうと倒せると思っている」

キングスでローテーションの一角を務めるハーター[写真]=Getty Images
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 8月28日(現地時間27日、日付は以下同)。サクラメント・キングスケビン・ハーターが、ポッドキャスト番組“The Check Ball Show”へゲスト出演した。

 キングス在籍2年目となった昨シーズン。ハーターは平均24.4分10.2得点3.5リバウンド2.6アシストに3ポイントシュート成功率36.1パーセント(平均1.9本成功)を記録。

 だが今年3月19日のメンフィス・グリズリーズ戦を最後に戦線離脱。同30日には左肩関節唇断裂で手術を受けるため、残り試合を全休することが発表され、一足早くシーズンを終えていた。

 キングスは2年連続でプレーオフ進出を目指して戦ってきたものの、ハーターに加えて3月末にはシックスマンのマリーク・モンクも戦線離脱に見舞われ、レギュラーシーズン最後の7戦を2勝5敗と負け越してしまう。

 最終的にウェスタン・カンファレンス9位の46勝36敗を残し、ゴールデンステイト・ウォリアーズとのプレーイン・ゲームこそ制すも、第8シード獲得をかけた一戦でニューオーリンズ・ペリカンズに敗れたことでプレーオフ出場を逃していた。

 2022-23シーズン。キングスは48勝34敗でウェスト3位に入ってプレ―オフへ駒を進めたものの、昨シーズンは2勝減っただけで9位へ急降下。4位のロサンゼルス・クリッパーズ(51勝31敗)から10位のウォリアーズ(46勝36敗)まで、7チームが5.0ゲーム差でひしめき合う大混戦となった。

「ウェストは本当にタフなんだ。僕らとしてはホームでいくつか落としてしまったし、勝てていたかもしれない試合もあった。毎年、2、3チームがトップグループにいて、その他のチームは大混戦になる。過去2年の僕らがそうだった。このチームのみんなはすごく自信を持っている。僕らは点を取れるし、どこが相手だろうと戦えるとね」

 昨シーズンについてそう振り返ったハーターは、さらにこう続けていた。

「ディフェンス面で、僕らは向上し続けている。昨シーズンの後半でもね。(2023年の)ウォリアーズとのプレーオフでもそうだった。このチームならディフェンス面でもっと上のレベルまで行けると思っている。けどタレントぞろいのNBAで予想するのは難しい」

 今シーズンのキングスは、デマー・デローザン、ジェイレン・マクダニエルズらが新たに加わった。ディアロン・フォックスドマンタス・サボニスの主軸は健在で、その周囲にもハーターやモンク、キーガン・マレー、キーオン・エリス、トレイ・ライルズらがおり、長丁場を戦い抜くことが可能なロスターを有していると言っていい。

「…僕は、このチームならどこが相手だろうと倒せると思っている。まずはみんなが健康体を維持できるかだね」とハーターが口にしたように、激戦区ウェストで上位に入るためにはチームとして良好なコンディションをキープすることがカギになりそうだ。

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