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キャリア通算1万6000得点達成のトンプソン…会見で「馬鹿げている」と称賛した人物は

キャリア通算1万6千得点を達成したトンプソン [写真] = Getty Images
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 1月13日(現地時間12日、日付は以下同)、ダラス・マーベリックスはホームでデンバー・ナゲッツと対戦した。ルカ・ドンチッチカイリー・アービングの2大エースをケガで欠くマブスはニコラ・ヨキッチ擁するナゲッツを抑えきれず、101-112で敗戦。

 ホームで悔しい敗戦を喫したマブスだが、チームを牽引したクレイ・トンプソンはこの試合で偉業を成し遂げた。この試合25得点6リバウンド2アシスト1スティールを記録したトンプソンは、NBA史上125人目となるキャリア通算1万6000得点を突破。第2クォーター残り7分53秒、チームメートのスペンサー・ディンウィディーからのパスを受けたトンプソンは、自らの代名詞である3ポイントでこの大記録を達成することとなった。

 トンプソンの偉業に対し、NBAも試合中に公式SNSを通じて祝福。「1万6000得点を達成するのに、ダウンタウン(3ポイント)以外で良い方法があるだろうか?おめでとう」とのコメントを寄せている。

 試合後、会見で自身の偉業についてコメントを求められたトンプソンは次のように述べ、自身の記録と比べる形で“キング”レブロン・ジェームズを名指しで賞賛した。

「(1万6000得点は)かっこいいいことだけど、この記録を達成することで、改めてレブロンの4万得点がどれだけ馬鹿げているかわかった。おかしいよ。でも、今回のこと(記録)は嬉しい。NBAで何かを成し遂げる瞬間というのは、いつだって特別なものなんだ」

 現地メディア『ClutchPoints』はトンプソンのこのコメントを受け、「レブロンに追いつくまで残りたった2万5261得点」という皮肉と合わせて祝福のメッセージを送っている。

 トンプソンは2011年にドラフト全体11位指名でゴールデンステイト・ウォリアーズに入団。昨シーズンまでウォリアーズの中心選手として4度の優勝に貢献し、このオフシーズンでマブスへ移籍している。ウォリアーズ在籍時は終盤に不調も囁かれていたトンプソンだが、新天地マブスでの大記録達成を機に、更なる飛躍を期待したい。

 マブスは、15日に再びホームでナゲッツとの試合を予定している。

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