2025.03.04

ウルブズのアンソニー・エドワーズが1シーズンの3ポイント成功数で球団最多記録を樹立

サンズ戦で大暴れしたエドワーズ[写真]=Getty Images
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 3月3日(現地時間2日、日付は以下同)。ミネソタ・ティンバーウルブズは、敵地フットプリント・センターでフェニックス・サンズ相手に116-98で勝利し、連敗を2で止めた。

 この日ウルブズは右鼠径部負傷で約1カ月間離脱していたジュリアス・ランドルが復帰し、20得点6リバウンド3アシストと活躍。さらにドンテ・ディビンチェンゾが8本の3ポイントシュートを沈めて24得点に5スティール、ジェイデン・マクダニエルズが13得点7リバウンド4アシスト3スティール、ナズ・リードが10リバウンド5アシスト2スティールを残した。

 とはいえ、勝利の立役者はゲームハイの44得点に5リバウンド7アシスト2スティールをマークしたアンソニー・エドワーズ。2月28日に行われたロサンゼルス・レイカーズ戦の第3クォーターに相手選手と接触したにもかかわらずファウルがもらえず不満をあらわにし、テクニカルファウルもとられて退場処分。

 今シーズンのテクニカルファウルが16回に達したため、1日のユタ・ジャズ戦は出場停止処分を科されていた。また、退場の際に「ボールを客席へ投げ込んだ」としてNBAから3万5000ドル(約518万円)の罰金処分を科されていた。

 2試合ぶりに出場した23歳のオールスターガードは、36分16秒の出場でフィールドゴール成功率54.5パーセント(12/22)、3ポイント成功率42.9パーセント(6/14)、フリースロー14本すべてを決め切り、今シーズン6度目の40得点超え。

 すでにレギュラーシーズンにおける通算3ポイント成功数(1033本)でフランチャイズ史上1位に立っていたエドワーズは、サンズ戦で6本を放り込んだことで今シーズンの成功数を244本に伸ばし、マリーク・ビーズリー(現デトロイト・ピストンズ)が2021-22シーズンに残した240本を抜き、1シーズンにおける球団新記録も塗り替えた。

 キャリア5年目の今シーズン。ウルブズのエースは平均27.6得点6.0リバウンド4.6アシスト1.2スティールに3ポイント成功率40.6パーセント(平均4.1本成功)を記録。3ポイント成功数244本はビーズリーと並んでリーグトップタイ。

 エドワーズ率いるウルブズは、3日を終えた時点でウェスタン・カンファレンス8位の33勝29敗。6位のロサンゼルス・クリッパーズ(32勝28敗)とはゲーム差なしで、9位のサクラメント・キングス(31勝28敗)、10位のダラス・マーベリックス(32勝29敗)が0.5ゲーム差で迫っている。

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