2025.03.10

3ポイントで約半分を荒稼ぎ…ステフィン・カリーが通算2万5000得点をクリア

カリーが大台を突破[写真]=Getty Images
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 3月9日(現地時間8日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ホームのチェイス・センターでデトロイト・ピストンズ戦を迎えた。同点22度、リードチェンジ22度を数えた激戦は、終盤にドレイモンド・グリーンステフィン・カリーの得点でリードを広げたウォリアーズが115-110で制した。

 4連勝としたウォリアーズでは、カリーがゲームハイの32得点に4アシスト、ジミー・バトラーが26得点9リバウンド5アシスト、ギー・サントスが15得点6リバウンド、グリーンが12得点9リバウンド7アシスト3スティール、モーゼス・ムーディーが12得点7リバウンド3アシスト3スティールをマーク。

 バトラーが出場した12試合で11勝1敗と驚異的な戦績を残すウォリアーズは、翌10日を終えてウェスタン・カンファレンス6位の36勝28敗と好位置におり、2シーズンぶりのプレーオフ進出に向けて前進している。

 そしてこの試合を終え、カリーはレギュラーシーズン通算2万5017得点に到達し、キャリア16シーズン目で2万5000得点の大台をクリア。現役では5人目、NBA歴代26人目の快挙となった。

 レギュラーシーズン通算3ポイントシュート成功数で前人未到の4000本まで残り7本に迫っている36歳のスーパースターは、1つの球団で通算2万5000得点を達成したNBA史上10人目の選手に。

 カリーがこれまでに2万5000得点以上を奪ってきた選手たちと一線を画す点はその得点の内訳。これまでの25選手の平均は2ポイントが67.5パーセント、3ポイントが9.7パーセント、フリースローが22.9パーセントを占めていた。

 だがカリーの場合は2ポイントが36.3パーセント、3ポイントが47.9パーセント、フリースローが15.8パーセントと、アウトサイドからのシュート力が群を抜いていることが分かる。

 カリー率いる好調ウォリアーズは、11日にホームでポートランド・トレイルブレイザーズ戦が組まれている。

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